福島県 南相馬市
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かしまの文化財


 1 刺繍阿弥陀名号掛幅

「ししゅうあみだみょうごうかけふく」

国指定文化財 〔工芸〕
所在地:鹿島区南屋形字前畑地内
所有者:阿弥陀寺

 『南無阿弥陀仏』の六字の名号を刺繍で表現し、その上部に天蓋、下部に連座が五彩の糸で美しく刺繍されており、幅地も蓮華宝相華文(ほうそうげもん)が刺繍され、軸は金銅製で繊細な彫刻があり、軸本の中に舎利(骨)が入っている。鎌倉時代の優れた工芸品である。
国・刺繍阿弥陀名号掛幅 2



 2 真野古墳群

「まのこふんぐん」

国指定文化財
所在地:寺内字大谷地・小池字長沼・八幡林・仏方

 真野古墳群は、A地区(寺内・大谷地地区)とB地区(小池地区)の二群から成る古墳時代中・後期に築造された群集墳である。副葬品として、金銅製双魚袋金具、石製模造品や金銅製馬鐸などが出土している。
金銅製双魚袋金具 後黒

金銅製双魚袋金具 後白金銅製双魚袋金具 後白2
金銅製双魚袋金具
石製模造品
石製模造品
金銅製馬鐸
金銅製馬鐸
金銅製馬鐸 2
              パンフレットは、こちら→真野古墳群マップ(PDF:597KB)



 3 地蔵菩薩立像板木

県指定文化財
所在地:小島田字東立谷
地蔵菩薩立像板木



 4 海老浜のマルバシャリンバイ自生地

 「えびはまのまるばしゃりんばいじせいち」

県指定
所在地:南海老字北原

 本州中部以南に自生する常緑潅木。5月頃から白い小さな花をつけ、黒褐色の山ブドウのような実を沢山つける。自生地の北限として貴重である。
マルバシャリンバイ



 5 横手廃寺跡

県指定史跡
所在地:横手字御所内

 遺跡の周辺より、布目瓦が出土し、瓦は格子文・縄目文を主として軒丸瓦は簡素な単弁八葉蓮華文である。瓦からみて、平安時代のものと考えられる。

横手廃寺跡



 6 横手古墳群

「よこてこふんぐん」

県指定遺跡
所在地:横手字八蒔・榎内・堂前・原田・御所内

 A・B二群からなり、A群は11基、B群は4基で計15からなる。水田中に点在する景観は、古墳時代後期の典型的な古墳群として貴重である。





 7 刺繍阿弥陀三尊来迎掛幅

「ししゅうあみださんぞんらいごうかけふく」

県指定工芸
所在地:南屋形字前畑

 画面中央にやや大きく上品下生印(じょうほんげしょういん)の阿弥陀如来が四八光芒の光背を負って立ち、その下に蓮台を捧げ、腰をかがめる観音と合掌する勢至が、それぞれ降下する端雲に乗って並列する構図になっている。特徴なのは、上方左右に二体の如来形が描かれている。鎌倉時代の優れた工芸品である。
県・刺繍阿弥陀三尊来迎掛幅



 8 法然上人像板木

「ほうねんしょうにんぞうはんぎ」

県指定工芸
所在地:南屋形字前畑

 法然上人が墨染めの法被(はっぴ)と袈裟(けさ)を着して座り、両手念珠をたぐる姿になっている。この版木『正和乙卯(しょうわきのとう)』1315年の刻名が示すように、上人遷化百年後に彫られた、写実的な室町時代の優れた工芸品である。
法然上人像版木







 9 阿弥陀寺の大イチョウ

「あみだじのおおいちょう」

市指定文化財
所在地:南屋形字前畑

 定かな記録はないが推定樹齢600年。阿弥陀寺開基時に植えられたとみられる。樹勢は旺盛である。中生代の遺存植物的性格を持っている。
阿弥陀寺の大イチョウ



 10 日吉神社の大スギ

「ひよしじんじゃのおおすぎ」

市指定文化財
所在地:江垂字中館

 推定樹齢650年。昔から漁船の航行目標の〆木として利用されたといわれ、今でも地域住民の深い信仰を集めている。境内の樹木にはヨウラクランやカヤランが着生している。
日吉神社の大スギ



 11 鹿島御子神社の大ケヤキ

「かしまみこじんじゃのおおけやき」

市指定文化財
所在地:鹿島区字町

 けやきの来歴については詳らかではない。樹齢は900年とも1200年とも伝えられている。樹幹上には暖地系の苔が多量に着生している。
鹿島御子神社の大ケヤキ



 12 宝蔵寺の楓と大モミ

「ほうぞうじのかえでとおおもみ」

市指定文化財
所在地:北海老字北畑

 モミの来歴については詳らかではない。推定樹齢400年。昔から「白山モミ」と称されている。庭園内には大小数本のカエデが配置よく植えられ、秋には美しく紅葉し庭園美の重要な要素となっている。
宝蔵寺の楓と大モミ



 13 山田沼のモリアオガエル生息地

「やまだぬまのもりあおがえるせいそくち」

市指定文化財
所在地:上栃窪字木淵

 両生類無尾目アオガエル科に属する。6月中旬から7月上旬にかけて、沼の樹上に産卵した白い泡状の卵塊を観察することができる。
山田沼のモリアオガエル生息地

モリアオガエル 産卵モリアオガエル 卵塊




 14 上栃窪遺跡出土の縄文土器

市指定文化財 〔考古資料〕
所在地:横手字八郎内

 宮後遺跡(上栃窪宮後地内)の敷石住居内より出土した縄文時代中期の土器。祭祀に用いられたと考えられる土器で、体部には、人体を表現したような文様が施されてある。
上栃窪遺跡の縄文土器 2



 15 阿弥陀寺の銅鐘

「あみだじのどうしょう」

市指定文化財 〔工芸〕
所在地:南屋形字前畑

 和鐘である。制作年代は寛延元戊辰年の作であり、江戸中期の形を表現している。特に鐘座は蓮の花弁に囲まれており、輪宝形をしている。その膨らみが豊かで美しく県内でも珍しい。
阿弥陀寺の銅鐘



 16 北郷の四脚門一括

「きたごうのしきゃくもんいっかつ」

市指定文化財 〔建造物〕
所在地:北海老字松坂・他二地区

 四脚門とは、本柱の前後に二本ずつ四本の控柱のある門のことで、よつあし四足門(よつあしもん)ともいう。八脚門に次ぎ格式が高い。神社あるいは大邸宅に用いた。遠藤昌信氏宅ほか3箇所にある。

北郷の四脚門一括 2北郷の四脚門一括



 17 冠嶺神社の樹林一括

「さかみねじんじゃのじゅりんいっかつ」

市指定文化財
所在地:栃窪字宮下

 カヤ・ケヤキ・コナラ・アカガシ・ヤブツバキなどから
なる樹叢である。
冠嶺神社の樹林一括

冠嶺神社 カヤの葉
カヤの葉



 18 杉の木造阿弥陀如来坐像

市指定文化財
所在地:江垂字天神沢

 この仏像は、平安時代に製作された、相馬地方最古の仏像と考えられている。円満なお顔に、衣文の彫出は流麗に仕上げられ、洗練された作風がうかがえる。
杉の木造阿弥陀如来坐像



 19 旧修験日光院所蔵修験資料

「きゅうしゅげんにっこういんしょぞう
 しゅげんしりょう」

県指定文化財(有形民俗文化財)

  紙本著色秋葉三尺坊画像

所在地:小山田字戸ノ内

 真言宗密教系の出羽三山を本山とする、貴重な羽黒派の修験資料が指定されている。代表的な資料として、A.天保三年(一八三二)の金字で書かれている「湯殿三祝詞」は羽黒山との関係を示す重要な資料で、天宥(てんゆう)筆と伝えられている名品です。B.仏画では相馬昌胤公が寄進した、火伏せ資料の、絹本着色「秋葉三尺坊画像」などが伝えられている。C.建造物としては、護摩祈祷を行った羽黒堂が貴重である。
湯殿三祝詞
A.湯殿山祝詞
羽黒堂
C.羽黒堂
秋葉三尺坊画像 2
B.秋葉三尺坊画像

 

 20 下大神宮のヒイラギ

「しもだいじんぐうのひいらぎ」

市指定文化財
所在地:南柚木字水神下

 ヒイラギの来歴については詳らかではない。樹高13.6m、目通り幹回り3.8mと巨木である。葉は老木になると鋸歯がなくなり全縁となる。樹高10mを越す巨木は県内でも珍しいと言われている。
下大神宮のヒイラギ

下大神宮のヒイラギ 葉
ヒイラギの葉



 21 恐竜の足跡化石産出地

「きょうりゅうのあしあとかせきさんしゅつち」

市指定文化財
所在地:小山田字ブナ坂

 相馬中村層群・栃窪層(中生代ジュラ紀後期)の地層から産出。この足跡化石は、足跡の大きさからみて、体長2m程度の小型の獣脚類のものではないかと考えられている。
恐竜の足跡化石産出地



 22 火矢野原六字名号石碑

「かやのはらろくじみょうごうせきひ」

市指定文化財 (考古資料)
所在地:小池字原畑

 古戦場の跡地で戦死者を弔うために建てられたと云われている供養等である。石碑の下部には道標が彫られている。
火矢野原六字名号石碑




 23 小林家のアカガシ

「こばやしけのあかがし」

市指定文化財
所在地:小池字善徳

 推定樹齢400年。太さ5.75m、大地にどっしりと落ちつき、四方に根や枝を伸ばしている。古木なので天辺には枯枝を混え、貫禄をみせている。
小林家のアカガシ



【問合せ先】
教育委員会 文化財課
〒975-0012
福島県南相馬市原町区三島町二丁目45
文化センター5階
電話 0244-24-5284
FAX 0244-23-3103
E-mail bunkazai@city.minamisoma.lg.jp 



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