Minamisoma City Museum
南相馬市博物館
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〒975-0051 福島県南相馬市原町区牛来字出口194
TEL:0244-23-6421 FAX:0244-24-6933
E-mail:
hakubutsukan@city.minamisoma.lg.jp
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鹿島歴史民俗資料館

【 企画展・特別展 】 平成22年度

 
    奈良〜平安時代の郡役所跡「泉官衙遺跡」
 
 南相馬市原町区泉にあり、かつて奈良〜平安時代の寺院跡として県指定史跡だった「泉廃寺跡」は、その後の発掘調査により役所の施設遺構が発見され、寺院ではなく、現在の南相馬市・相馬郡飯舘村にほぼ相当する古代陸奥国行方郡を治めた郡役所(郡家)であることがわかり、平成22年に国史跡に指定され「泉官衙遺跡(いずみかんがいせき)」と名前が変わりました。
 今回の展示では、7世紀後半から10世紀後半まで営まれた行方郡家の成立と、当事の地域がどのような社会であったのか、国史跡泉官衙遺跡を中心に紹介します。


展示期間 平成23年1月8日(土)〜3月6日(日)
開館時間 9時00分〜16時45分(最終入館は16時00分まで)
   毎週月曜日(ただし1月10日「成人の日」は開館)
          
1月11日(火)
   一般 400円(350円) 高校生200円(150円)
        小中学生100円(80円)
         ※( )内は20名以上の団体割引料金。
         ※市内(飯舘村もふくむ)に居住・通学する小中高生は無料です。
         ※障がい者の方は無料(手帳の掲示が必要)です。

リーフレットをダウンロードできます(A4サイズ 2ページ)
  下のアイコンをクリックしてください。
     
(1.52MB)



  
 企画展関連イベント
記念講演会
 演題「古代の役所と地域社会」
 講師:平川 南 氏(大学共同利用機関法人人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館教授)
  とき:平成23年1月30日(日) 13時30分より
  ところ:南相馬市博物館 シアター
 ※聴講無料ですが、聴講券が必要です。問い合わせは南相馬市博物館(電話:0244−23−6421)へ。


展示解説会
 当館学芸員による展示解説会です
 
と き:平成23年1月23日(日)
  午前の部:10時より
  午後の部:13時30分より
  
※入館料が必要です。

博物館講座
 
「陸奥国行方郡家の成立」 ※終了しました
   とき:平成22年12月18日(土) 13時30分より
   講師:佐藤祐子学芸員
 
「地方の役所と人々のくらし」
   とき:平成23年1月15日(土) 13時30分より
   講師:佐藤祐子学芸員

 
常設展示室ミニテーマコーナー
 
「横手廃寺跡・真野古城跡・植松廃寺跡」
   とき:平成23年1月4日(火)〜3月31日(木)
   詳しい内容はこちらをクリック


市民情報交流センター・交流広場 展示
 
「お寺?役所?泉官衙遺跡の謎」
  展示期間:平成23年1月12日(水)〜1月31日(月)
   泉官衙遺跡とはどのような遺跡なのでしょう?パネルを中心とした本企画展のダイジェスト版展示です。
  市民情報交流センター 南相馬市原町区旭町二丁目7−1 電話0244−23−7796
 

 展示構成とおもな展示資料
 泉官衙遺跡発掘調査のあゆみ
 
 南相馬市原町区泉には「長者伝説」や、瓦が採集されたり礎石などが点在し、遺跡があったことが知られていました。その地区は古代の寺院跡と考えられ、昭和30年に「泉廃寺跡」として福島県指定史跡になりました。
 平成6年からほ場整備にともなう調査が始まり、24次におよぶ調査から泉廃寺跡は古代行方郡の役所跡だったことが判明しました。ここでは、これらの調査の経過を紹介します。
 
おもな展示資料
 泉官衙遺跡出土および採集資料
 内藤正恒コレクション(奈良国立博物館蔵)

▲国史跡・泉官衙遺跡
西側からみた郡庁院跡(南相馬市原町区泉)

▲花葉文軒丸瓦
泉廃寺跡採集
奈良国立博物館蔵

1.古代国家の地域編成
   
 大化の改新以前、5〜6世紀にかけて「大王」を中心とするヤマト政権は、氏姓制度による支配体制をとり、豪族は姓を与えられ、ヤマト政権の職務を分担し、6世紀には地方豪族が国造に任命されます。国造は、のちに郡に展開する評の官人・郡司などになっていきます。
 ここでは、行方郡成立以前の地域社会を、後期古墳群の様相からみていきます。


おもな展示資料
 真野古墳群(国史跡)・桜井古墳群・北山古墳群・羽山横穴墓群(国史跡)などの出土資料

▲金銅装双魚袋金具
真野古墳出土 福島県指定重要文化財
福島県立博物館蔵

▲馬具類
羽山横穴出土
当館蔵
2.国府・郡役所の構造と施設
    
 古代国家は律(刑法)と令(行政法)という法律にもとづく国家として成立し、大化元(645)年の大化の改新を契機として天皇中心の中央集権国家体制が進展していきます。
 ここでは、陸奥国府多賀城や福島県浜通り地方を中心とした郡家関連遺跡を紹介しながら、古代陸奥国の成立と行方郡家の成立過程を文献や出土遺物からみていきます。


おもな展示資料
 多賀城跡(国特別史跡)・泉官衙遺跡(国史跡)・根岸官衙遺跡(国史跡)・関和久遺跡(国史跡)出土資料など


▲泉廃寺跡瓦類
福島県指定文化財

▲漆紙文書第1号
多賀城跡出土
所蔵・写真提供:東北歴史博物館
※複製品(福島県立博物館蔵)を展示します

3.郡家と地域社会
  

 律令下の人々には、税や労働など重い負担が賦課されます。
 ここでは、役所と人々の関係やその生活のようすなどを、出土した木簡や「古代のお触書」からみていきます。また、行方八社や古代最大の製鉄遺跡群である金沢製鉄遺跡郡での鉄生産など、当地方の特色を出土資料から紹介します。


おもな展示資料
 郡府木簡(荒田目条里遺跡など)、加賀郡ぼう示札(複製)、郡家周辺遺跡(大六天遺跡など)出土資料、製鉄遺跡(横大道遺跡など)出土資料












▲加賀郡ぼう示札
※「ぼう」=片に旁
石川県加茂遺跡出土 国指定文化財
原資料:石川県埋蔵文化財センター蔵
※複製品(国立歴史民俗博物館蔵)を展示します。

▲「厩酒杯」墨書土器
大船さくA遺跡出土
※「さく」=廴に白
福島県文化財センター白河館蔵

▲横大道遺跡
木炭窯(南相馬市小高区飯崎)
写真提供:福島県教育委員会

▲住居跡出土土師器類
大六天遺跡出土
当館蔵

 
 
  
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