市外避難者向け旅館宿泊支援事業
市では、福島第一原子力発電所事故により市外に避難している方が一時的に市内へ戻る際に利用できる「帰還準備旅館宿泊支援事業(以下「宿泊支援事業」)」を行います。
この事業は、一時宿泊を希望する市外避難者に対して、小高区内の旅館(現在は双葉屋旅館のみ)に無料で宿泊できる宿泊支援券を交付するものです。
現在、平成30年3月31日(3月30日宿泊分)までの予約を受け付けています。
「帰還準備旅館宿泊支援事業」は、宿泊施設の都合により、平成29年11月1日から30日までの期間はご利用できません。ご不便をおかけしますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。
1 利用できる方
原則として、次の条件すべてに当てはまる方及びその補助者が利用できます。なお、申請時に、被災証明書、自宅の修繕工事の契約書等を確認する場合があります。また、市から宿泊旅館に申請情報を通知します。
- 福島第一原子力発電所事故により市外(相馬市及び新地町を除く)に避難している方
- 自宅の修繕、清掃、再建等のために一時的に戻る方
※ 暴力団員等は、利用することができません。
2 宿泊条件
宿泊施設:双葉屋旅館(所在地:小高区東町一丁目40番)
客室種類:和室(定員3人)共同風呂・共同トイレ
宿泊人数:1回につき3人以内
宿泊期間:1回につき6泊7日以内の希望する期間
宿泊料金:無料(素泊まり)
3 利用の手順
宿泊支援事業を利用する際の手順は、「市に電話して利用可否の確認」→「市に宿泊支援券交付申請書を提出」→「市から宿泊支援券を受領」→「宿泊当日に旅館へ行って宿泊手続」→「宿泊支援券を旅館に提出して宿泊」という流れになります。
旅館では宿泊予約の受付はできません。必ず市を通して予約してください。
(1)宿泊支援券の交付まで
- 宿泊希望日の1週間程度前までに、宿泊日(7日以内)、宿泊人数(3人以内)、自宅の状況等を電話で建築住宅課にお伝えください。この時点では宿泊予約は完了していません。
- 宿泊希望日の3日前(市役所閉庁日除く)までに届くように、宿泊支援券交付申請書及び市が提出を求める書類(被災証明書の写し、工事契約書等)を建築住宅課にご返送ください。
- 宿泊する旅館との連絡調整は、申請書の内容をもとに市が代理で行います。
- 建築住宅課で申請書の内容を審査して、宿泊支援券を交付(郵送又は建築住宅課で受取)します。宿泊支援券が届いた時点で予約完了です。
(2)旅館の利用
- 宿泊開始日は、宿泊支援券に記載された旅館に直接行ってください。遅くとも22時までには到着するようにしてください。
- 旅館で所定の宿泊手続をする際に、宿泊支援券を提出してください。
- 宿泊終了日は、忘れ物がないようにして退去してください。
4 利用に際しての留意事項
(1)一般事項
- 宿泊中は、宿泊旅館の指示を守って宿泊してください。
- 宿泊は、素泊まりです。飲食料金など宿泊に伴う個別サービスの料金は、各利用者の負担となります。
- 朝食に限り旅館で注文することができます。宿泊手続時に旅館に申し出てください。それ以外の食事については、東町エンガワ商店などをご利用ください。
(2)注意事項
- 宿泊支援券は再交付しませんので、宿泊日まで大切に保管してください。
- 申請した宿泊期間内に利用しない場合、宿泊支援券は無効となります。
- 申請内容に変更が生じた場合又は宿泊する予定がなくなった場合は、速やかに建築住宅課に連絡してください。
- 宿泊支援券の不正利用等が判明した場合は、宿泊支援券の返還及び宿泊料金に相当する金額を請求します。
(3)禁止事項等
- 帰還の準備以外の目的で宿泊しないでください。
- 宿泊支援券を第三者に譲渡又は転貸しないでください。
5 申請様式のダウンロード
帰還準備旅館宿泊支援事業を利用する際に提出していただく「帰還準備旅館宿泊支援券交付申請書(様式第1号)」が下のリンクからダウンロードできます。
