平成28年度

4月23日
(土曜日)
から
6月12日
(日曜日)

南相馬市制10周年記念展
文化財にみる市制10年の歩みー震災からの心の復興ー

平成18年1月1日に旧小高町・旧鹿島町・旧原町市が合併して南相馬市が誕生し、10年が経過しました。その間、平成23年3月11日に発生した東日本大震災と原発事故により、当市でも多くの人命と財産が失われました。そして、歴史資料や民俗芸能の用具といった文化財についても破損や流出という深刻な被害を受けました。特に、原発事故の影響で多くの住民が長期避難を余儀なくされ、現在も地域コミュニティの存続が危ぶまれる状況が続いています。保存が可能な形ある文化財に対して、地域の中で継承されてきた祭りや民俗芸能といった伝統文化が、今まさに消滅の危機に直面しています。
本展では「文化財が心の復興に果たす役割」という視点から、当市の10年間の文化財保護の歩みを振り返ってみたいと思います。

7月2日
(土曜日)
から
8月21日
(日曜日)

野馬追屏風の世界
平成28年4月、当館所蔵の野馬追を描いた屏風『相馬野馬追図屏風』が、福島県の重要有形民俗文化財に指定されることを記念し、通常は展示されていない本屏風の原本を、約20年ぶりに公開します。また、近年新たに確認された、この屏風の原本とみられる『馬追図屏風』(岡田美術館蔵)を併せて展示します(7月2日[土]~7月25日[月]の期間限定展示)。

9月17日
(土曜日)
から
11月23日
(水曜日・祝)

報徳仕法と浄土真宗門徒移民 ー奥州中村藩の復興への取組みー
平成28年は南相馬市で「報徳サミット」が開催されます。それにあわせて、当地方の、天明の飢饉以降の荒廃の状況から報徳仕法により復興を遂げた様子や、浄土真宗門徒たちの移民政策など、江戸時代末期の奥州中村藩の状況について紹介し、その復興のありかたについて解説します。

1月14日
(土曜日)
から
3月26日
(日曜日) 

櫻井先生のあつめた浜通りの花々 ~櫻井信夫 半世紀、一万点の押し花標本・写真コレクション~
2011年3月11日に起きた東日本大震災を機に本市小高区在住の植物研究家である櫻井信夫氏の自宅より、約1万点の植物標本が福島大学へと搬送、寄贈されました。植物標本の中には震災前、特に原発周辺の標本なども多く含まれており、浜通りの植生を物語る数少ない証拠といえます。
本展示では、こうした個人コレクションから見えてくる地域の自然を紹介し、復興に伴う開発が進む中で、今後変化していく自然景観について考える場としたいと思います。