南相馬市博物館では、9月2日(土曜日)から特別展「被災地の海を生きる―わたしたちの海、未来につなげる蒼い海―」 が開催されます。南相馬市を含む相双地域の海をテーマとした特別展で、自然、海と人との関わり、民俗などについて取り上げます。
 そして今回、皆さまに親しみやすく展示をご覧いただく案内役としてイメージキャラクターをつくりました。 

ホッキマン

ホッキマン

ホッキちゃん

ホッキちゃん

コウナゴン

コウナゴン

 彼らは相双地域を代表する食材であるホッキガイとコウナゴをモチーフに誕生しました。彼らについてちょこっとご紹介いたしましょう。 

ホッキマン
 とても素直で優しい男の子。浜辺で日向ぼっこをしていたある日、彼はぼんやり海を眺めながら、ふと「この海は僕が守る・・・」とつぶやきました。自分でも予期せぬ言葉を発したことに「ウババババ?!」とためらいながらも、彼はこの時から相双地域の海を守っていこうと心に決めたのでした。その時偶然傍らに流れ着いていた風呂敷を身につけ、マント代わりにしています。
 ホッキマンは褒められたり、一生懸命何かに取り組んだりすると顔が赤くなる特徴があります。また、びっくりすると「ウババババ!」と言うクセがあります。(ホッキガイの和名がウバガイのためです。)ちなみに鼻歌も「ウババババ」です。
 お友達のホッキちゃんとは大の仲良しで、いつも一緒です。

ホッキちゃん
 おっとりした外見ですが、実は怖いものなしの女の子。トレードマークはイトマキヒトデの髪飾り。仲良しのホッキマンといつも一緒に行動しています。
 ホッキちゃんはホッキマンのことが大好きです。いつも一生懸命で顔を真っ赤にしているホッキマンの姿を見ていると自分の顔も赤くなってしまうので、結局ふたりとも顔が赤いタイミングが同じです。
 物怖じしない性格なので、慎重派のホッキマンが困った時も慌てず助け船を出してくれます。
 彼女もびっくりすると「ウババババ!」と言います。歌が好きでいつも「ウバウバ」と歌をうたっています。

コウナゴン
 コウナゴ(和名:イカナゴ)のコウナゴンは頼りがいのある風来坊で、ホッキマンとホッキちゃんのお友達です。ホッキマンの心意気が気に入っていて、いつも気にかけています。日本中の海を知るコウナゴンはホッキマンの良き相談役。ホッキマンたちの思いに賛同して、一緒に相双地域の海を守っていこうと密かに心に決めていて、彼らがピンチの時はどこからともなくやって来て助けてくれます。
 彼の相棒は釘で、先端が危なくないよう丸くなっている釘をいつも持っています。彼のお守りのような存在なのでしょう。
得意技はキラキラビーム。キラキラ光る体を相手に見せつけて目をチカチカさせます。ビームをくらった相手はコウナゴンのまばゆさに目が覚めて良い子になるのです。目を覚ました良い子たちは人も海も大事にする心を育んでいきます。
 コウナゴンの夢は立派なメロウド(東北では成長したコウナゴをメロウドと呼びます。)になることです。
 口笛が得意で、釘でリズムをとりながら吹くのが彼のスタイルです。その口笛にあわせてホッキちゃんがうたっている風景がしばしば浜辺で見られます。


 3人について少しはご理解していただけたのではないでしょうか。彼らが皆さまを展示室でお出迎えしますので、ぜひ会いに来ていただければと思います。

 

 特別展「被災地の海を生きる―わたしたちの海、未来につなげる蒼い海―」 は9月2日(土曜日)から10月22日(日曜日)まで開催しています。

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