期間:8月11日(土曜日)から10月7日(日曜日)
休館日:毎週月曜日

 今年は、小高郷大井村(現小高区大井)に生まれた実業家、半谷清壽の生誕160年の節目の年です。
 半谷清壽が生まれた1858(安政5)年は、江戸では開国を巡る混乱から安政の大獄が起こり、中村藩では、富田高慶による御仕法が行われた時期に重なるなど、動きの激しい時代でした。
 原ノ町の商家へ丁稚奉公し、錦織晩香塾、三春師範学校(福島大学の前身)に学び、安達郡の訓導(教師)を経て、小高に戻って酒造業を始めました。
 また、農談会を創設して酒米増産のための乾田法を奨励し、蚕談会を組織して大井に養蚕研究所を設け、養蚕業の振興に乗り出しました。
 代表作である『将来之東北』では、東北地方の詳細な分析と東北地方における農業のあり方などについて記しています。
 本企画展では、『将来之東北』をはじめ、『養蚕原論』、『天下の実業家諸君に告ぐ』などの書籍資料、原稿などの展示を行いながら、半谷清壽の業績について紹介します。
 関連事業として、柴田哲雄先生(愛知学院大学准教授)をお招きして「小高が生んだ偉大な警世家 半谷清壽」という演題でご講演いただきます。
 なお、今回の企画展示開催にあたり、半谷栄寿様のご協力を賜りました。

展示資料(予定)

半谷清壽著書資料
 『養蚕原論』(1888(明治21)年)
 『天下の実業家諸君に告ぐ』(1892(明治25)年)
 『将来之東北』(1906(明治39)年)ほか