福島県 南相馬市
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文化財 いにしえの浪漫を今に伝え、季節の移ろいとともに静かに時を刻むゆかしき南相馬。 
  
史跡 
   
 

【桜井古墳】(原町区)

国指定の史跡である桜井古墳は、東北地方で3番目に大きい前方後方墳です。築造時期は4世紀中頃といわれ、東北地方にあっては、非常に早い時期に造られました。棺は2基あるとみられ、埋葬されていたのは新田川のもたらす生産力と他地域との交流を持って新田川流域を支配していた、有力な豪族だったと考えられます。
   
 

【羽山横穴古墳】(原町区)

昭和48年、羽山丘陵斜面で発見された装飾横穴墓。幅2.8メートル、高さ約90センチメートルの玄室奥壁に人物・馬・白鹿・蛇行文などが、赤や白の顔料で描かれています。
   
 

【真野古墳群】(鹿島区)

真野古墳群は、A地区(寺内・大谷地地区)とB地区(小池地区)の二群から成る古墳時代中・後期に築造された群集墳です。副葬品として、金銅製双魚袋金具、石製模造品や金銅製馬鐸などが出土してます。
   
 

【万葉歌碑】(鹿島区)

女流歌人笠女朗(かさのいらつめ)が大伴家持に贈った歌「みちのくの真野のかや原遠けれども面影にしてみゆというものを」が刻まれています。
   
 

【地蔵菩薩立像板木】(鹿島区)

地蔵菩薩が右手に錫杖、左手に宝珠をもち、両足は二つの蓮台に立って、西方浄土から来迎する状を表現しています。貞治七年(1367)の刻名が示されています。父母の冥福のため、板木を奉開した趣意が明らかにされています。
   
 

【法然上人板木】(鹿島区)

法然上人が墨染めの法被と袈裟を着して坐り、両手をたぐる姿になっています。この板木『正和乙卯』1315年の刻印が示すように、上人遷化百年後に彫られた、写実的な室町時代の優れた工芸品です。
   
 

【大悲山の石仏】(小高区)

泉沢にある石仏群は、薬師堂石仏・阿弥陀堂石仏・観音堂石仏から構成され、「大悲山の石仏」と呼ばれ親しまれています。日本三大磨崖仏と呼ばれ製作時期は、平安時代前期と推定されています。これほど古くて大きく、また美術的価値のある石仏群は他に類を見ないことから、国指定史跡に指定されています。


天然記念物 
   
 

【泉の一葉松】(原町区)

一般的に黒松は二葉のものが多いのですが、これは一葉をまじえる貴重な松。昔弁慶が泉長者の屋敷を焼き払い、この松に腰掛けて燃えさかる様子を見ていたという伝説から「弁慶の腰掛け松」とも呼ばれています。
   
 

【大悲山大杉】(小高区)

大悲山にある大杉は薬師堂石仏の前庭石段そばにあり、高さ45m、樹周8m以上、樹齢千年に及ぶものと推定されています。


建造物 
   
 

【太田神社】(原町区)

中村・小高の両神社とともに相馬三妙見のひとつとして、中村藩相馬氏の氏神として代々崇拝されてきました。
   
 

【刺繍阿弥陀名号掛幅】(鹿島区)

『南無阿弥陀仏』の六字名号を刺繍で表現し、その上部に天蓋下部に連座が五彩の糸で美しく刺繍されており、幅地も蓮華宝相華文が刺繍され、軸は金銅製で繊細な彫刻があり、軸本の中に舎利(骨)が入っています。鎌倉時代の優れた工芸品です。
   
 

【旧武山家住宅】(原町区)

18世紀後半の建築物。約4,000平方メートルの広大な敷地に母屋・馬屋・納屋・土蔵が配置されていましたが、現在は母屋を残すのみ。在郷給人の典型的な住宅として国の重要文化財に指定されています。
   
 

【小高神社】(小高区)

小規模な城郭ながら、中世時代の城郭として貴重な史跡です。相馬野馬追の最終日に行われる野馬懸の祭場地ともなっています。
   
 

【相馬野馬追額】(小高区)

行列図・野馬追図・野馬懸図の三面からなります。江戸時代中頃、18世紀頃に作られたと推定され、江戸時代の相馬野馬追の様子を知ることができます。


博物館 
   
 

【南相馬市博物館】(原町区)

相馬地方の伝統である、国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」をはじめ、原町区を中心に周辺地域の自然・歴史・民俗をテーマとした展示を行っています。

 南相馬市博物館ホームページへ
   
 

【鹿島歴史民俗資料館】(鹿島区)

1階の常設展示室には、真野古墳群出土資料・先人が使用した民具資料・化石資料等があり、2階には企画展示室があります。鹿島区の文化財、歴史愛好家の研究活動の中心となっています。
   
 

【浮舟文化会館】(小高区)

小高神社のほど近くに、「南相馬市浮舟文化会館」があります。奥州相馬氏の居城であった小高城の別名「紅梅山浮舟城」にちなんでこの名が付けられました。ここは、298席の多目的ホールをはじめ、研修室・図書室・書庫などを備え、その一角に「埴谷島尾記念文学資料館」があります。埴谷雄高と島尾敏雄は現代文学をリードした作家で、二人とも南相馬市ゆかりの人物です。
 

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