福島県 南相馬市
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現在位置:HOMEから東日本大震災関係インデックスの中の半径20km圏内の状況
 

半径20km圏内(小高区)の状況について
(2011年4月6日現在)

 小高区に立ち入りできない状況

 3月12日、原子力災害特別措置法によって福島第一原子力発電所から半径10kmに「避難指示」が発令されました。さらに同日、半径20kmに拡大され、小高区全域、原町区の一部の市民が原町区の小中学校体育館などに一時避難しました。
 また、半径20kmから30km圏域の「屋内退避」にある南相馬市では、福島県内25市町村をはじめ、新潟県や杉並区などの計らいによって福島県外の855市町村に避難しています。
 半径20km圏内には、放射性物質による人体への影響を防ぐため警視庁や県警の厳重な警備のもと立ち入りできない状況です。


家屋の被災状況(推定)
家屋倒壊
岡田1下浦
12
川原田37行津7
大井19下耳谷2
塚原67福岡18
女場3村上71
角部内23井田川61
上蛯沢9町内5
浦尻56391
 
中部地区
 大井、塚原、川原田では、地盤の低い家屋に住宅の全壊(流失)、半壊が多く見られ、津波は国道6号を越えて常磐線にまで到達、さらに勢いを増して新川を逆流して岡田通りを越えました。大井、塚原、駅東の水田は一時「海水と瓦礫の湖」状態になりました。
 4月6日現在、農免農道の東側に海水が見られるがほぼ海水は引いた状況です。町内では、商店街の数店舗、歴史ある小高の象徴とも言える横丁どおりの石蔵などが一部倒壊の被害を受けました。
小高区岡田
 
東部地区
 村上、福岡、角部内、女場地区では、海岸に近い住宅密集地がほぼ壊滅の状況で、女場の国道6号まで津波が到達しました。津波到達時には村上の舘山、水谷建設敷地、福浦小学校体育館に避難しました。
 井田川、浦尻、上蛯沢、下蛯沢、下浦地区では、浦尻町地区、井田川がほぼ壊滅、上蛯沢の一部の住宅が被害を受けました。井田川の開口門が津波によって本来の機能を失い、宮田川を中心とした田園が湖化しています。
小高区上蛯沢
 津波は耳谷のドライブインがある国道6号を越え冠水状態で交通を寸断しています。冠水は、蛯沢のカントリーエレベーターにも及び、海水と山間からの落ち水によって増水の傾向にあります。自衛隊の協力を得て3月28日、井田川の開口門を5cm、3月30日、村上の開口門を18cm開け、自然排水を試み水の引くのを待つ状況です。
 
西部地区
 地震による被害は少なく、道路事情も一部被害はあるものの交通の妨げにはならない状況です。しかし、家畜などを飼育している皆さんは、大変困っています。
 
海岸線
 小高の海岸線は、防潮保安林が数えるほどしか立木しておらず、湛水防除施設の建屋が残っているだけで、大地と海がフラット状態です。今回の大津波が想像を絶する破壊力であることを浮き彫りにしています。
 
治安維持について
 20km圏内は、放射性物質による人体への影響を回避する観点から進入禁止の規制がはられ、盗難や火災防止を図るべく、警察による厳重な警備、警邏のもと治安を維持しています。進入禁止
 
行方不明者の捜索
 20km圏内の小高区全域と原町区の一部は、福島第1原子力発電所からの放射性物質の影響により立ち入り規制が敷かれていることから、小高区の行方不明者の捜索が思うように進んでいません。
 鹿島区と原町区の行方不明者の捜索は、自衛隊をはじめ、警察や消防団の懸命な捜索活動によって6割から7割程度になりました。
【2011年4月6日 7時現在】
南相馬市全体うち小高区
死亡378人23人
行方不明1,096人123人
家屋倒壊・半壊1,800棟391棟

 

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