国史跡泉官衙遺跡が追加指定を受けました

 南相馬市原町区泉地区の新田川河口近くに所在する、国史跡泉官衙遺跡(いずみかんがいせき)が平成30年2月に国指定史跡の範囲を拡大する追加指定を受けました。
 泉官衙遺跡は、古代(奈良時代~平安時代)に当地方(陸奥国行方郡)の行政を担った役所跡で、政務を行った役所の中心施設の郡庁院を始めとして、租税を収納した正倉院や、上級役人等をもてなして宿泊する舘院など、地方の官衙を構成する各施設が具体的に発見されたことが評価され、約9.5haの範囲が平成22年2月に国指定史跡を受けました。
 その後、地域住民との協議を進めてきた結果、遺跡の保存に協力と理解が得られたことから、これまでの国指定史跡から除外されていた範囲の約2haが国指定史跡の追加指定を受け、遺跡の大部分が国指定史跡となり保存されることとなりました。

泉官衙遺跡を東側上空より望む。