南相馬ではたらくNo.05
鈴木 新子さん

職業:土地家屋調査士
勤務地:個人事務所
出身:原町区
趣味:旅行
好きな食べ物:ホッキ貝
好きな場所:水無川河川敷
被災者の役に立てる仕事
「被災した方を助ける仕事があります」と南相馬で働くことの魅力を語るのは鈴木さんです。
古里で家業を継いだ土地家屋調査士の仕事では、被災者の住居再建に携わることが多く、働きがいを実感しているそうです。
父と同じ土地家屋調査士に
地元の高校を卒業後、戻らないつもりで関東に進学・就職しました。しかし、都会では将来像を見いだせませんでした。
そんな時、帰郷を提案したのが土地家屋調査士で父の修さんでした。
鈴木さんは、仙台市に移って猛勉強し、資格を取得しました。
しかしその直後、震災が起きてしまい、そのまま仙台で就職することになりました。
父の遺志を継いで
平成27年10月、病に倒れた父を助けるため、決意を固めて南相馬に戻りました。
同時期に父は亡くなってしまいましたが、父の遺志を継げたことに感謝しているそうです
南相馬の仕事の可能性
復旧・復興の仕事が落ち着いた後、仕事の幅を広げることを思案しているそうで、「空き家問題解消にも取り組んでみたいです」と情熱の片りんをうかがわせてくれました。

現場で作業する鈴木さん
広報みなみそうま131号掲載
内容は平成29年4月1日時点の情報です。
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更新日:2019年02月27日