展示期間 平成28年7月2日(土曜日)から8月21日(日曜日)
開館時間 9時00分から16時45分(最終入館は16時00分まで)
休館日 毎週月曜日
ただし、7月18日(月曜日・祝日)・25日(月曜日)は開館。7月19日(火曜日)・26日(火曜日)は閉館。
観覧料 一般 300円(250円) 高校生200円(150円) 小中学生100円(80円)
※( )内は20名以上の団体割引料金
市内と飯舘村に居住・通学・住所を有する小
中高生は無料です。
障がい者の方とその付添いの方1名及び生活保護世帯の方は無料(各種手帳、受給証の提示が必要)です。
※8月20日(土曜日)、8月21日(日曜日)は福島県民の日を記念して観覧無料です。

展示資料紹介

 絵巻や木版画、屏風など、野馬追が題材となった絵画作品は、現在27点確認されています。そのうち屏風は4点が確認されており、今回その4点(期間限定展示作品あり)を含む野馬追絵画10点を展示しています。
 野馬追絵画は、現在の私たちが当時の野馬追の様子を知り得ることのできる数少ない手段のひとつです。

野馬追の絵を見る前に・・・

 絵巻や屏風を素直に絵図として楽しむことはもちろんですが、さらに楽しく見るために野馬追について少し知ってみましょう。「野馬追って何?」、「今の野馬追と昔の野馬追って違うの?どこが?」などのギモンを解決してからじっくり見てみると、もっともっと楽しく、もっと興味深く、野馬追絵図を見られるはずです。
 展示室ではパネルで野馬追について解説していますので、そちらを先にご覧いただくことをお勧めします。

●当館蔵『相馬野馬追図屏風』が県指定重要有形民俗文化財に指定されました!

 今年4月、南相馬市博物館所蔵の『相馬野馬追図屏風』が福島県指定重要有形民俗文化財に指定されました。普段は常設展示室にレプリカが展示してありますが、これを記念して約20年ぶりに実物を展示することになりました。
 この屏風は、向かって右側から野馬追の3日間の様子が順序立てて描かれており、当時の野馬追の様子を知るうえで、非常に貴重な歴史的史料と言えます。

左隻

右隻

『相馬野馬追図屏風』 六曲一双 江戸時代(19世紀) 当館蔵 福島県重要有形民俗文化財
右隻から左隻に向かってストーリーが展開されている。右隻は「御行列」~「野馬追」までの野馬追2日目の様子が右から順に描かれており、左隻は2日目の「野馬追」~3日目の「野馬懸」までの様子が右から順に描かれている。
●ふるさとへのお里帰り展示が実現!!

 さまざまなご縁のもと、近年新たに当館蔵『相馬野馬追図屏風』の原本と考えられる屏風が確認されました。
 この屏風は箱根にある岡田美術館が所蔵する『馬追図屏風』というもので、当館のものと構図が全く同じです。色彩豊かで非常に美しく野馬追の様子が描かれた美術的価値の高い作品です。さらに、描かれた騎馬武者が背負っている旗の旗印(旗の図柄)や、身にまとっている装束の柄、持ち物など、細部に至るまで正確に描かれており、美術的価値もさることながら、歴史的史料価値も非常に高い作品です。(旗印についてはコラム「ちょこっと☆みゅーじあむ」その20をチェック!!)
岡田美術館蔵の『馬追図屏風』は7月25日(月曜日)までの期間限定展示ですので、お越しの際はご注意ください。

 

『馬追図屏風』  六曲一双 
江戸時代(18世紀前期) 岡田美術館蔵
描かれた年代が早いこと、描写が正確なことから当館蔵の『相馬野馬追図屏風』の原本と見られる。

 

 これら絵図のほか、野馬追で実際に使用された甲冑や旗なども展示しています。貴重な資料ばかりですので、ぜひご覧いただければ幸いです。