100年のまちづくり(平成31年2月1日)
毎日寒い日が続きます。
旧暦では2月は春に区分されますが、今の暦では春はまだ先のようです。インフルエンザが流行る時期でもあります。皆様には健康にご留意されますように。
さて、市長就任から一年が経過しました。振り返ると随分と駆け足だったように思います。私は一年前、市政運営には「対話を重視し、対話を重ねていく」ことをお約束しました。復興を加速すべくこの後の4年間で取り組むことをまとめる復興総合計画後期基本計画策定に際しても、昨年7月と12月に市民の皆様のご意見を拝聴してまいりました。
これら説明会は、震災直後から見ると参加者の減少傾向が見られますが、お集まりくださった全ての方のご意見を拝聴することができ、普段、声を出されない方々の意見を丁寧に汲み取ることができたとも考えております。
この中で、ご年配の方から「私たちを頼りにして欲しい、地域に貢献できる仕組みをつくって欲しい」とのご意見をいただき大変な勇気をいただきました。市民の皆様の負託に応えるため自らが奮起しなければならないとの意識が強すぎてもいけませんね。本計画を策定し推進していくうえでは、市民の皆様のお力をいただきながら取り組むことに留意し、なお一層のよりよいまちづくりを目指せるよう努めてまいる覚悟です。
対話を重ねることで、市民の皆様のそれぞれの立ち位置を理解し、そのうえで市長としての立ち位置をご説明し、同じところ、違うところを理解し合う、そしてより良い解決策を見つけ出していく…市長就任から一年を経過する今日、改めて"対話"について思いを巡らせています。
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更新日:2019年02月01日