南相馬市のブランド農産物について
南相馬市の気候は比較的おだやかで、夏は涼しく、冬でも降雪量は多くありません。このため、様々な農産物を生産しやすい恵まれた環境となっています。その中でもオリジナルの名称で販売されていているものや国内・県内での算出額が上位に入るものなど、南相馬市を代表する農産物についてご紹介します。
①コメ
南相馬市は稲作が盛んな地域で、平成22年度には5,000ヘクタールを超える規模で作付けが行われていました。東日本大震災の影響により、市内全域で作付け制限が行われましたが、平成26年に作付けを再開し、年々作付面積が回復しています。平成30年度に水稲再開率が震災前の50%を超えたことから、市産米の利用促進と販路拡大を目的に南相馬市産の「天のつぶ」と「コシヒカリ」をそれぞれ商品化(注釈1)し、「南相馬米」として販売しています。
(注釈1 天のつぶは平成31年度、コシヒカリは令和2年度にそれぞれ商品化)
②ブロッコリー
南相馬市のブロッコリーは、農林水産省が公表している令和2年 市町村別農業産出額(推計)において福島県内1位、全国でも33位に入るなど、大きな産出額を誇っています。肥沃な土壌に生産者がまごころをこめて栽培されており、JAに出荷されたブロッコリーは発送する前に氷詰めを行うなど、鮮度保持にも強いこだわりがあります。
③カボチャ
南相馬市で栽培されているカボチャの多くが九重栗(くじゅうくり)という品種で、ホクホクとした食感が特徴です。また、切り口がハート型であることから、ブランド名を「黄色いハート」として販売しています。収穫後、しっかりと風乾(乾燥処理)を行うことで夏場でも安定した品質で出荷されています。平成28年には、地元の高校とお菓子店がコラボレーションした洋菓子も製品化されました。
もっと「知りたい!」「食べたい!」方は、以下のポータルサイトをぜひご覧ください。
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更新日:2022年07月15日