平成25年度第2回個人積算線量測定(平成25年9月~平成25年11月)結果

更新日:2018年12月25日

1実施概要

(1) 測定期間

 平成25年9月1日~11月30日

(2) 測定者数

 9,361人

内訳

妊婦:38人 乳幼児:568人 小学生:704人 中学生:251人 高校生:201人 一般:7,599人

2 実施結果

 測定期間中の追加個人積算線量の平均値は0.2ミリシーベルト。(第1回(6月~8月)測定値と同様)

(注意)測定数値は、小数点第2位を四捨五入。

 3か月の測定結果を年間積算線量に換算(推定)すると、全体の73.5%、6,883人が1ミリシーベルト未満。

 今回測定者の平均追加年間推定線量は0.8ミリシーベルト。(第1回:0.8ミリシーベルト)

 実効線量の数値が高い人に対して測定状況を確認したところ、

  • 帰還困難区域等の高線量地における業務従事中の装着
  • 放射線医療・健診を受ける際の携帯による照射
  • 長時間航空機搭乗における航空機内への携帯など一部に不適切な測定があった。

 実効線量・居住地ごとの結果は、別表のとおり。

3 実施結果に対する評価等

 平成26年1月28日に南相馬市放射線健康対策委員会を開催し、測定結果に対する分析・評価を行った。

評価

  • これまでの科学的知識で判断すると、第1回の結果同様、殆どの測定者が健康に影響が心配されるレベルの値ではない。
  • 測定値が高かった人については、計測が正しく行われなかった可能性が考えられるので、適切な装着を促しながら、今後も継続して測定するべきである。
  • 測定値が高くなかった人も、正しい計測方法による継続した測定を行うことが大切である。

個人積算線量の測定結果について(平成25年9月~11月)

(1)全体の結果推移

個人積算線量の全体の測定結果の表組とグラフ

(2)年間推定線量

年間推定線量の表組とグラフ

(3)居住地区別結果

居住地区別結果の表組とグラフ

(4)母子(妊婦、乳幼児から高校生)と一般成人の結果

母子(妊婦、乳幼児から高校生)と一般成人の結果の表組とグラフ
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