市民の内部被ばく検診(平成30年4月1日から平成30年9月30日)結果
1.検査時期
平成30年4月1日から平成30年9月30日
2.受診者
南相馬市民 4,926人 (大人 1,622人、子供 3,304人)
3.検査機器
キャンベラ社製WBC(南相馬市立総合病院) および日立アロカ社製WBC(医療法人伸裕会 渡辺病院(渡辺クリニック))を使用し、セシウム134および137に由来する放射線を測定しました。機器の器械的測定検出限界は、約250ベクレル/body(体重)です。今回の結果は、南相馬市立総合病院および渡辺クリニックでの測定結果をまとめて集計しています。
4.検査結果の説明
① 図1-1、1-2
② 図2-1、2-2
③ 図3-1、3-2及び3-3
④ 図4-1、4-2
⑤ 図5-1及び5-2
⑥ 図6-1及び6-2
⑦ 図7-1及び7-2
結果の総括
今回は、平成30年4月から平成30年9月末までの検査結果に基づいた南相馬市民の体内被ばく危険度についての委員会見解をご報告致します。
(1)体内に放射性セシウムを取り込んでいる方の割合は、大人・子ども共に非常に低い状況です。現在、南相馬市では、食品等の摂取による内部被ばくのリスクは、非常に低く抑えられています。
(2)これまでのWBCによる体内の検査結果から見ると、通常の流通食品を食べる生活を続けていれば、内部被ばくは、十分に低く押さえられることが判明していますが、水や食品に不安を持つ方もいるため、今後も引き続き積極的な情報提供を行います。
(3)南相馬市では、市民の健康を守るために、今後も内部被ばく検査をはじめとした事業を実施し、市民の内部被ばくを増やさないための活動を続けていきます。市民の皆様は、自分の健康を守るために積極的に受診してくださるようお願いします。
平成31年1月8日
南相馬市長 門馬 和夫
南相馬市放射線健康対策委員会
委員長 京都大学名誉教授 渡邉 正己
委員 東京工業大学放射線総合センター准教授 富田 悟
委員 南相馬市立総合病院地域医療研究センター長 坪倉正治
委員 福島県立医科大学副センター長 宮崎 真
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健康福祉部 健康づくり課 放射線健康係
〒979-2102
福島県南相馬市小高区小高字金谷前84(小高保健福祉センター)直通電話:0244-44-2121
ファクス:0244-44-2123
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更新日:2022年04月25日