100年のまちづくり(平成30年3月1日)
市民の皆さん、こんにちは。
このたび、第4代南相馬市長に就任しました門馬和夫です。
豊かな自然、歴史と文化を持つふるさと南相馬の震災からの復興を果たさなければならない重責に、身の引き締まる思いでいっぱいです。
間もなく、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から7年が経過します。
災害によってお亡くなりになられた全ての御霊に衷心より哀悼の誠を捧げますとともに、ご家族ご親族の皆様に深くお見舞い申し上げます。
7年前、地域の皆さんが一丸となって懸命に救出活動、復旧活動を行う姿を目の当たりにし勇気づけられ、奮い立とうとするひとのちからに心を揺さぶられたことを思い出します。
今の南相馬市があるのは、先人が創りあげてきたまちを取り戻すべく、市民の皆さんが総力を挙げて復興への道を歩き出したからにほかなりません。
これまでの復興に向けたご努力とご苦労に対しまして深甚なる敬意を表します。
卒業式シーズンとなります。卒業生の皆さん。卒業おめでとうございます。別れは寂しいですし、新しい生活に不安もあろうかと思います。でも、夢があれば前に進めます。新しい出会いを楽しみに、そして夢に向かって頑張ってください。
就任してひと月が経ちました。
この間、100年のまちづくりを念頭に、公約の実現に向け精力的に関係者との議論をしています。自らを奮い立たせ、市民の皆さんの夢を叶えられるよう私も精一杯頑張ります。
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更新日:2018年12月25日