100年のまちづくり(平成30年11月1日)

更新日:2018年12月25日

 楓(かえで)も色付きはじめ秋が深まっていくのを感じます。週末を彩った各地域のイベントも終盤を迎え、いよいよ冬の足音が聞こえてきそうです。

 収穫の秋を迎えた一月ほど前、突然嬉しい知らせが舞い込みました。市内で農業を営む「美野里ファーム」と「ひばり菜園」が、農産物の安全性などを管理する農業生産工程管理の国内認証、いわゆるJGAPの個別認証を取得したのです。さらに嬉しかったことは、この報告に来てくれたのが34歳、27歳という若い担い手だったことです。JGAP取得という功績を心から称え、敬意を表するとともに、若い担い手が頑張っている姿から本市の農業の明るい未来を見せていただいたようで、心が晴れる思いをしました。

 秋本番には、地区の文化祭や各種団体の文化芸術祭、スポーツ大会など、人と人を結ぶ行事が沢山開催されています。できる限り足を運ばせていただいております。家族をはじめ地区の方々も目を細めて子どもの発表を見つめる様子に、本市ならではの地域の結びつきや“ちから”を感じ、田舎暮らしの良さに感じ入っています。

 若き担い手に後れを取らないよう、農業再興に向けた取り組みを加速させなければならないと気を引き締め、また、さらに地域の結びつきを確固として継承できるよう努めてまいります。

 熱燗(あつかん)の温もりが染みる季節になりました。美しい農村風景が一層広がり若き担い手が精を出す、地域のイベントで笑顔が満ちる、そんな来秋に思いをはせたい今宵(こよい)です。

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