市長への手紙「小高病院常勤医師の退職届に係る情報開示について」
(男性)
小高病院における入院機能の議論における意見の相違から、常勤職員の退職届が提出されたという報道がありました。
結果だけ見ると少し残念な気持ちですが、それ以上に「どうしてこうなったのかわからないなぁ」とみんな思っているので、「意見の相違」と言われているものが何でなぜそれが埋まらなかったのか、どういう情報に基づいてどのように判断をされてきたのかの情報を開示願いたいです。
回答
ご質問いただきました市立小高病院の医師が市に退職届を提出した件についてお答えします。
昨年8月以降、市立病院改革プラン策定委員会において、市立病院の病床再編に関して検討を行っていただき、このたび、再編計画の素案として、取りまとめていただいたところです。
今回の素案については、「病院経営の効率性の観点」と「被災した小高区の地域医療、帰還促進、復興の観点」の両面を踏まえた検討を行っていただき、小高病院については、当面は無床のサテライト診療所として運営し、医師確保などの課題を解決したうえで、19床の附属有床診療所等の入院機能の整備を目指すこととされ、併せて、これまで小高病院が実施してきた在宅医療などの取組みも推進することとされております。
一方、医師から私宛に提出された退職届には、退職事由として、「小高の地域医療提供体制に対する貴殿との見解の相違のため」と記載されており、小高区の入院機能に関する考え方の違いが原因であると考えておりますが、医師には、素案の考え方もご説明しながら、引き続きご尽力いただけるよう、現在お願いをしているところです。
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更新日:2019年04月01日