新型コロナワクチン接種後の抗体検査結果(1回目)について
市では、相馬郡医師会南相馬支部や市民の皆様のご協力の下、積極的にワクチン接種を進めてきました。同時に、ワクチン接種の効果や既往歴、服用歴、生活習慣及び1回目2回目の接種間隔等による影響などを把握することで、感染予防対策や社会経済活動の再開に向けた取り組みに活かすとともに、追加接種(3回目接種)の必要性等について検討したいと考えていました。
7月下旬から福島県立医科大学の坪倉正治教授と協議を重ねてきた結果、坪倉教授が実施する「福島県の被災地域における医療者と高齢者のワクチン接種後の抗体価に関するコホート研究」に参加することとなり、今般、1回目の結果がとりまとまりましたので、お知らせします。
第1回抗体検査結果
検査対象全員に、ワクチンに対する有意な免疫反応が確認された。ワクチンの接種によって、身体にコロナウイルスに対しての防御力が備わったことが確認された。
中和活性の値は、年齢や性別によって値にばらつきがあることが分かった。
男性で年齢の高い方が、値が低い傾向であることが分かった。
中和活性の値は、ワクチン接種後、想定よりも早く減少することが分かった。
市民の皆さんには、これまで同様に、外出時や会話時のマスクの着用、こまめな手洗いや手指消毒の徹底、こまめな換気、ソーシャルディスタンスの確保といった基本的な感染症対策を徹底していただくようお願いします。
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更新日:2022年06月03日