「ロボットのまち南相馬」の実現へ向け、 福島相双復興官民合同チームのまちづくり専門家支援を活用

南相馬市では福島イノベーション・コースト構想のもと、「ロボットのまち南相馬」の実現を目指し2017年に「南相馬ロボット振興ビジョン」を策定し、2020年度全施設オープンを目指して福島県が整備する福島ロボットテストフィールドを核とした新規産業の創出や人材育成に関する取り組みを推進しています。
本ビジョンの実現に向けた取り組みを加速化すべく、福島相双復興官民合同チームのまちづくり専門家支援事業を活用し、2019年5月9日よりまちづくり専門家として佐藤 厚雄氏(PwCコンサルティング合同会社)に市役所に駐在してもらい、ハンズオンによる支援を受けることになりました。2020年3月25日までの期間で主に以下の取り組みについてご支援いただきます。
(1)市の商工業振興へ向けた将来像の具体化
「福島イノベーション・コースト構想」の中における市の位置づけを踏まえて、ロボット産業関係者へのヒアリングによる課題抽出、中長期的な将来ビジョンの策定支援、「福島ロボットテストフィールド」の活用を含めた2020年度事業計画およびアクションプラン策定等の支援を実施します。
(2)地元製造業者の戦略的な対外発信
「福島イノベーション・コースト構想」の実現に向けた取り組みや、2020年のワールド・ロボット・サミット等の機会を活用し、福島イノベーション・コースト構想推進機構等とも連携しながら、国内外ロボット企業関係者と地元製造業者のビジネスマッチング、「光る技術」を有する地元製造業者の効果的な情報発信を支援します。
(3)交流人口の需要取り込み拡大
来訪者に対する南相馬市の魅力をアピールするために、福島イノベーション・コースト構想推進機構等とも連携しつつ、地元の飲食業や宿泊業の情報発信やおもてなし体制の強化を行い、市内への回遊・宿泊の推進とリピーターの醸成を図ります。
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更新日:2019年06月03日