市長への手紙「結婚後の住居について」
(匿名)
私は、来年に結婚をする予定でいます。結婚するにあたって、住居を探してます。アパートがいいなと思っておりますが、新婚向けのいいアパートが見当たりません。あったとしても収入に反するくらい高い物件でなかなか借りれません、南相馬市では、新婚向けの住居など今後設立する予定は無いのでしょうか?
南相馬市としては、1人でも多くの住民を確保したいところだとは思いますが、市としては、今後私のように新婚で住居を探してる方が増えた場合は、どうするのでしょうか?何か対策はありますか?
市の回答
南相馬市内の民間賃貸住宅については、東日本大震災の避難者向け借上住宅による需要及び復興従事者等の流入による需要に起因して大幅に不足しており、新たに民間賃貸住宅を借りることが困難な状態であるとともに、家賃も震災前と比べて高騰している状況です。
このような状況については市としても認識しておりますが、現時点では震災及び原発事故災害からの復旧に優先して取り組まざるを得ない状況にあるため、現状では新婚世帯向けの住居を設置することは困難と考えております。
なお、今年度中には市の災害公営住宅が178戸、来年度中には全350戸が完成する見込みであるほか、28年度にかけて県の復興公営住宅全927戸も順次完成する見通しであることから、被災者等が借上げている民間賃貸住宅の需要は暫次緩和するものと考えています。また、まちの担い手となる若い世代や子育て世帯の市内への定住については、大きな課題ととらえて対応を検討しています。具体的には、結婚後間もない世帯や子育てを行う世帯が住宅の建築・購入を行う際に補助金を支給するなど、住宅支援策の拡充について検討している段階です。
- この記事に関するお問い合わせ先
- このページに関するアンケート
-
より良いウェブサイトにするために、このページのご感想をお聞かせください。
更新日:2018年12月25日