令和4年度南相馬市プロジェクト研究(第1回~第8回)
令和4年度南相馬市プロジェクト研究(第8回)
日時:令和4年8月17日(水曜日)13時
場所:鹿島農村環境改善センター(万葉ふれあいセンター)
第8回講義を万葉ふれあいセンターで実施しました。
今回は、昨今、特定の地域や趣味嗜好を持った人に向け出版されるフリーペーパー等の「ローカルメディア」にスポットを当てました。また、
- ビジネス成功の秘訣は、強固なファン層を獲得すること。
- 強固なファン層によるコミュニティを形成するためのメディアがローカルメディア。
- メディアとは、異なるエリアのコミュニティをつなぐ役割を担う。
これらローカルメディアの基礎を踏まえたうえで、2グループに分かれ「南相馬市のローカルメディア」を検討しました。
次回は東京下北沢へ場所を移し「まちづくり・空き家の再生」について学びます。


令和4年度南相馬市プロジェクト研究(第7回)
日時:令和4年8月3日(水曜日)13時
場所:事業構想大学院大学仙台校
第7回講義を事業構想大学院大学仙台校で実施しました。
前回に引き続き、仙台での講義となりました。今回は、事業構想大学院大学の教授であり、株式会社Psychic VR Lab取締役 COOの渡邊信彦さんを講師として「クリエイティブ発想」について学びました。
冒頭、事業構想においては一つの視点ではなく多視点、かつ、多階層(様々な高さ)で物事を見ることの大切さを学んだ後、自ら設定した課題に対し「なぜ?」と繰り返すことにより解決策を探る「なぜなぜツリー」等の手法について演習を行いながら学びました。
次回は、久々に本拠地鹿島に戻っての開催となります。


令和4年度南相馬市プロジェクト研究(第6回)
日時:令和4年7月20日(水曜日)13時
場所:事業構想大学院大学仙台校
第6回講義を事業構想大学院大学仙台校で実施しました。
当研究会では初めての市外での講義となりました。今回は、事業構想大学院大学の中島好美特任教授を講師として「マーケティングの基礎」について学びました。中島教授は、アメリカンエキスプレス・ジャパン株式会社の代表取締役社長を務められたほか、アジア系女性で初めてシンガポールの社長を経験された方です。
講義では、マーケティングにおいて重要な要素となる
- セグメンテーション:可能性の高い分野に資源を集中するための条件設定
- ターゲティング:セグメンテーションで明らかになったグループから、最も魅力的な対象を選択
- ポジショニング:最も重要な見込み顧客に、商品についてどう思ってもらいたいか
について、実在する企業、商品を事例にしながら学びました。
グループ演習では「相馬野馬追」「南相馬市の観光」をテーマに、マーケティングを実践しました。
次回講義も、今回に引き続き事業構想大学院大学での開催となります。


令和4年度南相馬市プロジェクト研究(第5回)
日時:令和4年7月6日(水曜日)13時
場所:鹿島農村環境改善センター(万葉ふれあいセンター)
第5回講義を市内鹿島区の万葉ふれあいセンターで実施しました。
今回は「公民共創」について学びました。
あまり聞きなれない言葉ですが、簡単に言うと「公と民が対等の立場で社会的意義に基づいた事業を創造する」ことだそうです。当研究会も「公」と「民」のメンバーが混在しています。鹿島区の持つ地域資源を活用して、どのような「公民共創」が出来るのか、真剣な議論が交わされました。
次回は、当研究会では初めての市外開催(事業構想大学院大学仙台校)、そしてゲスト講師を迎えての講義となります。


令和4年度南相馬市プロジェクト研究(第4回)
日時:令和4年6月22日(水曜日)13時
場所:真野交流センター
第4回講義を市内鹿島区の真野交流センターで実施しました。
今回は「農業ビジネス」をテーマに学びました。
青山特任教授による講義では、日本の農業は決して衰退しているわけではなく、稲作を中心としていたものから野菜の比率が高まったことや、国内だけでなく世界各国の事例を参考としながら、農業ビジネスの持つポテンシャル、発展の可能性について学びました。
グループ演習では、農業ビジネスと、ジャンルの異なる事業を掛け合わせることで、どんな事業を生み出せるかを研究しました。
これまでの3回の研究会では、架空の企業によるビジネスを検討するという形でしたが、いよいよ鹿島区をフィールドとした事業構想に入ってきました。

翌23日には、この研究会では初めての課外活動を実施しました。
市博物館を訪れ、南相馬市の二上文彦学芸員より、相馬野馬追の歴史について学びました。

令和4年度南相馬市プロジェクト研究(第3回)
日時:令和4年6月8日(水曜日)13時
場所:鹿島農村環境改善センター(万葉ふれあいセンター)
第3回講義を市内鹿島区の万葉ふれあいセンターで実施しました。
前半は、青山忠靖特任教授からの講義でした。「事業構想は、ストーリーである」を切り口に、映画と同様に、事業構想においても登場人物(関係者)が増えることにより内容が洗練されていくことを学びました。簡単に言うと、誰を対象とし、誰と協力して事業を実施していくか。そこに現れる登場人物が多くなればなるほど、事業の熟度が高まっていくということです。
後半は、第2回と同様インバスケット演習を実施しました。実在する企業、スーパー、サービスを事例としながら、前半の講義で学んだことを踏まえ、どのようなビジネスが可能なのか、活発な議論が交わされました。
プロジェクト研究も3回目を迎え、研究員間の雰囲気もかなり打ち解けてきました。今後の展開に期待が高まります。


令和4年度南相馬市プロジェクト研究(第2回)
日時:令和4年5月25日(水曜日)13時
場所:小高パイオニアヴィレッジ
第2回講義を市内小高区の小高パイオニアヴィレッジで実施しました。
前半は、本プロジェクト研究の担当教授である事業構想大学院大学の青山忠靖特任教授より「課題から発想するプロジェクトデザイン」をテーマに、事業構想の定義や、課題の解決策を導き出すまでの手法について学びました。
後半は、インバスケット演習を実施しました。これは、架空の企業の一員となったことを想定し、与えられた課題に対する解決策をグループに分かれて議論し検討するものです。
本プロジェクト研究の発足以降、初めての直接的な意見交換の場となりましたが、早速活発な議論が展開されました。


令和4年度南相馬市プロジェクト研究(第1回)
日時:令和4年5月18日(水曜日)14時
場所:鹿島区役所大会議室
開始式終了後、第1回の講義を実施しました。
はじめに、南相馬市の学芸員より「南相馬市のあゆみ~鹿島編~」をテーマに、南相馬市、鹿島区の歴史、文化について学びました。
次に、事業構想大学院大学の特任教授であり、本プロジェクトの担当教授でもある青山忠靖教授より「企業価値という視点から事業構想を考える」をテーマに、事業構想の進め方や実在する企業の事業構想の実例を交えながら、「事業構想とは何か」を学びました。

講義終了後、今回のプロジェクトの核となる南相馬鹿島サービスエリア、セデッテかしまを訪れ、株式会社野馬追の里の伊藤博人社長より、施設の概要について説明を受けました。

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更新日:2022年08月24日