市長への手紙「放射能残土処理」

更新日:2018年12月25日

(男性)

 「朝日新聞デジタル」で気になるニュースを見つけました。「東京電力福島第一原発周辺の除染作業で、取り除いた土や枝葉、洗浄に使った水の一部を現場周辺の川などに捨てる「手抜き除染」が横行していることが、朝日新聞の取材でわかった。元請けゼネコンの現場監督が指示して投棄した例もある。」というものでした。
 震災以来「南相馬市環境放射線モニタリング結果」もメール受信したり、何度か帰省しておりますが、人口増加の大半は、車の進行方向をみると原発や海辺の復興作業員が増えたのだと思います。
 我が家は毎時0.2マイクロシーベルトの値ですが除染した場所を除けばもっと高めに出ています。除染残土の不法投棄には目を光らせて頂いていますか?どんな事があってもそれだけは阻止して頂きたくメール差し上げました。老後は原町にに帰る予定でおります。なにとぞ我が故郷をお守りください。

市の回答

 お問い合わせをいただきました東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて国が直轄で進めている除染をめぐり、一部の請負業者が汚染水を回収せず流している可能性があることについては、現在、環境省が実態調査を行っているところです。
 本市の除染作業につきましては、竹中工務店・竹中土木・安藤建設千代田テクノル共同企業体が除染作業委託仕様書に基づき、適正に除染を行っているところでございます。
 屋根の除染につきましては、高圧洗浄した洗浄排水を全て回収し、凝集沈殿処理を行い、放射性セシウム濃度が基準以下であることを確認し放流しております。
 また、庭などの表土を削り取った除去土壌につきましては、全て大型土のう袋に詰込み、バーコードを付け、GPSを用いて管理を行っております。
 これまでも、定期的にパトロールを行い除染現場の監視を行ってきましたが、今回、国が行っている除染作業において、一部の業者が不適切な処理をしていたとの報道を受け、改めて、適正な除染推進に万全を期すよう通知するとともに、除染作業の監視態勢を強化して参りますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

この記事に関するお問い合わせ先

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福島県南相馬市原町区本町二丁目27(本庁舎3階)


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