JR小高駅の無人化撤廃の要望依頼と浜通り舞台芸術祭への参画方針について（意見要望）

2点お伺い致します。

JRからの話によると、常磐線全線開通のタイミングで南相馬市小高区の小高駅、浪江町の浪江駅が無人化されるとのことです。
これが実行されれば本市の観光、また地域振興にとって大きな問題となるばかりか、福島県立小高産業技術高等学校の生徒たちにとっても大きな不安に繋がると考えます。
また、特急停車駅であることから、みどりの窓口の再設置を含めた地域ファーストが必要です。
この件について、東日本旅客鉄道株式会社への事実確認と、無人化撤回ならびにみどりの窓口設置の要望をお願いしていただきたいです。

2点目
報道によると、作家の柳美里氏が2020年に「浜通り舞台芸術祭」を実施するとのことですが、本市の地域振興・生涯学習と観光にとって大きな機会であるのは明白です。
これについて、市としてどのような形で推進し、参画していくのかお尋ねします。

令和元年11月29日

JR常磐線小高駅の駅員配置については、東日本旅客鉄道株式会社が決定・公表することですが、小高駅に駅員を配置しない旨の公表がなされていない現状において、市が確認した内容をお伝えすることや、市として要望することはできない状況です。
今後、小高駅に駅員を配置しない旨の公表がなされた場合は、東日本旅客鉄道株式会社に駅員配置を要望してまいりたいと考えております。
小高駅へのみどりの窓口の設置についても、要望してまいります。

次に、浜通り舞台芸術祭への参画方針についてです。
本市を拠点に演劇を主とした芸術祭を開催することで、本市を日本の演劇の中心地として全国へ発信し、本市や相双地域への観光客の誘客を考えていることを昨年、浜通り舞台芸術祭2020事務局からご提案いただいております。
市では、身近に芸術文化に触れることのできる環境づくりの推進に取り組んでおりますので、発信力のある芸術祭の開催は、ありがたいご提案だと考えております。

芸術祭の支援としましては、事務局から昨年、お示しいただいた芸術祭の計画を基に事務局と情報交換をして、市としてできる支援を講じるよう、担当課に指示しているところです。