ダムの設備

更新日:2018年12月25日

全て横川ダムの説明ですが、高の倉ダムにおいても用途は同じです。

横川ダム堤防の全体像の写真

横川ダム堤防

洪水吐ゲート

ダムの中央に付いているゲートが洪水吐ゲートです。

ダムの貯水位を調節するため使用します。

放流時には河川の水位が上昇するため、河川に設置された警報局からサイレンを鳴らします。

取水ゲート

取水ゲートの全体像の写真

取水ゲート

取水ゲートは貯水池の水を水路に流す施設です。

横川ダムには農業用・工業用それぞれゲートが7つ、高の倉ダムには農業用のみが7つあります。 ゲートが複数あることは、水温の異なる水を取り込むためです。

水面付近は温かく、水深の深い所では冷たい水温となっています。

温かい水は、植物の生育に適しているため農業用水に、冷たい水は、工業用水として冷却水等に利用しています。

減勢バルブ

取水ゲートにより取水された、農業・工業用水の流量を調節します。

減勢バルブは、農業・工業用各一門ずつ設置されており、それぞれ独立して調節が可能です。

横川ダムの減勢バルブは農業用で最大毎秒2.028立方メートル、工業用で1日に34,000立方メートルの放流能力があります。

この記事に関するお問い合わせ先

農林水産部 農林整備課 ダム管理係


〒975-0063
福島県南相馬市原町区馬場字滝76-1(横川ダム管理事務所)


電話:0244-24-2540
ファクス:0244-23-2660
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