小高区における魅力ある教育の推進
市では、小高区文教ゾーンを生かした魅力ある教育活動を展開し、子どもたちが未来社会を切り開くための資質・能力を育成することにより、小高区復興の加速化を図るとともに、グローバル化に対応した外国語教育及び技術革新を見据えたプログラミング教育の推進を図ります。
小高区におけるこれらの取組みについては、その成果や効果を検証し、今後の市内小中学校の適正化に向けたモデルとします。
1外国語教育
(1)おだか認定こども園及び小高小学校におけるフォニックス学習
おだか認定こども園及び小高小学校において、モジュール学習として1回15分程度のシナリオに準じたフォニックス学習を実施します。
フォニックスとは、英語圏の子どもたちに英語の読み書きを教えるために開発された学習法です。アルファベットごとの発音を先に学ぶことで、知らない英単語でも耳で聞いただけでスペルがわかり、正しく書くことができるようになるなど、英語の読み書きの基礎を養うことができます。
なお、フォニックス学習を含む外国語教育の推進に当たっては、南相馬市外国語教育推進アドバイザーにアドバイスをいただきながら、進めてまいります。
(2)体験型英語学習施設「東京グローバルゲートウェイ(TGG)」研修
令和4年度から令和6年度にかけて、モデル事業として、小高中学校3年生を対象にTGG研修を実施しました。
TGGは、東京江東区にある体験型英語学習施設であり、英語が飛び交うオールイングリッシュの環境と、海外の日常生活を想定した様々なプログラムにより、海外生活や英会話を体験することができ、英語に対する学習意欲の向上を図りました。
令和7年度からは、対象を全中学校に拡大し、研修実施を希望する中学校が修学旅行の行程に盛り込んで実施しています。
2プログラミング教育
(1)小高小学校におけるロボットを活用したプログラミング学習
小高小学校6年生を対象にロボットを活用したプログラミング教育を実施します。
プログラミングを学ぶことで、論理的思考や問題解決力を身に付けることができることから、福島ロボットテストフィールドに入居している株式会社リビングロボット社が開発した教育用2足歩行型プログラミングロボット「あるくメカトロウィーゴ」を使ったプログラミング授業を実施します。
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更新日:2025年05月13日