犬の憩いの場・・・?(平成30年2月1日)

今年は戌年ですね。近頃はネコさん人気が驚異的でワンちゃんが押され気味な気がするので、せっかくの戌年を追い風にイヌさんにも頑張って欲しい限りです。
南相馬市内でたくさんの犬が集う場所として思い浮かぶのが県営東ヶ丘公園です。実は南相馬市博物館もこの公園の一角にあります。広々として起伏のある公園はぐるっと一周するだけでも良い運動になるため散歩コースとして人気があり、たくさんの市民の方々の憩いの場となっています。もちろん毎日たくさんの愛犬家の皆さんもワンちゃんと共に散歩しています。もしかしたら普通の散歩の人より犬の散歩で来ている人の方が多いかもしれませんので、公園内ではさまざまな種類のワンちゃんに出会えます。犬好きの人には目の保養に絶好の場所と言えるでしょう。田舎町と言えども、街なかに住んでいて自然の中を散歩することが難しい犬たちが多いでしょうから、公園を散歩している様子はとても嬉しそうに見えます。


そんな微笑ましい風景は見ていて心癒されるものですが、困ったこともあります。それは飼い主さんのマナーです。なぜか公園に到着すると犬を放して散歩する人が多いのです。犬を散歩させる時は、必ずリードをつけて散歩することが飼い主としてのマナーですよね。リード無しでも飼い主に付いてくるようしつけてあったとしても、絶対にトラブルが起こらないという保証はありません。人間との、あるいは犬同士のトラブルがあるかもしれないという意識は常にもっておかなくてはならないでしょう。公園内は車の出入もあるので、事故の可能性もあります。放した方も放された方もお互いに良いことはありません。
リードの無い犬がいて怖いとか、自分の犬(リードをして散歩している犬)が襲われそうになったとか、子どもに飛びかかって来たとか、そういう声が博物館にも寄せられています。
犬は家族です。大切なかわいい家族が被害者や加害者にならないよう守るためにも必ずリードをつけて散歩することを徹底していただきたいと思います。言葉が話せない犬を守れるのは飼い主だけです。戌年の今年、改めて考えてみませんか。
ミニテーマコーナー「いぬどしワンワン♪ ワンダフル・コレクション」開催中!!
博物館常設展示室のミニテーマコーナーにて「いぬどしワンワン♪ ワンダフル・コレクション」が3月31日(土曜日)まで開催中です。当館が所蔵する「イヌ」にまつわる資料を展示しています。
展示についてはちょこっと☆みゅーじあむ「博物館の“ワン”ダフルなコレクション」 をご覧ください。

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更新日:2024年04月01日