新指定天然記念物特別公開・南相馬のアンモナイト~佐藤正先生の業績を偲んで~
令和8(2026)年4月20日付で、当館蔵の3点の化石標本が新しく南相馬市指定天然記念物に指定されました。
いずれも南相馬市から発見された標本で、それぞれが新種として記載された際のただ一つの基準となるホロタイプ標本(完模式標本)です。これらは保存状態が良好であり、生物地理や古環境を考える上で貴重な標本であることから、学術的価値が極めて高く、その保護を図るためにそれぞれを天然記念物に指定されました。
このことを受けて、指定された標本を特別公開します。
Aulacosphinctoides tairai(アウラコスフィンクトイデス・タイライ)標本番号:KHFM-220001 (ジュラ紀後期のアンモナイト)
Dalmasiceras muneoi(ダルマシセラス・ムネオイ)標本番号:KHFM-220014 (白亜紀初期のアンモナイト)
Planoprosopon kashimaensis(プラノプロソポン・カシマエンシス)標本番号:KHFM-220027 (ジュラ紀後期のカニ類)
また、上記の標本のうちアンモナイト2点は、元・深田地質研究所理事長で日本のジュラ紀のアンモナイト研究の第一人者・佐藤 正(さとう ただし)博士(2024年に逝去)によって新種記載されたものです。
本展示では、新指定天然記念物の紹介とともに、本市のアンモナイト研究をはじめとする古生物学研究の普及に寄与された佐藤 正先生の業績を偲びたいと思います。



佐藤正先生が研究されたアンモナイトやオウムガイの標本
共催・協力
[共催]公益財団法人深田地質研究所
[協力]相馬中村層群研究会
展示期間・場所・観覧料
南相馬市博物館
・令和8年4月21日(火曜日)~5月6日(水曜日)
エントランスホール展示(観覧無料)
・令和8年5月8日(金曜日)~8月末ごろ予定
ミニテーマコーナー(観覧有料)
(注意)料金については観覧案内のページをご確認ください。
(参考)天然記念物に指定されたタイプ標本について
今回天然記念物に指定された各標本についての詳細は下記リンクよりご覧ください。
ちょこっと☆みゅーじあむ/あなたはどんな「タイプ」が気になる?~「タイプ標本」のおはなし(平成29年11月1日)
https://www.city.minamisoma.lg.jp/portal/culture/museum/chosa/1/shizen/kaseki/25180.html
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更新日:2026年04月24日