平成26年度第2回個人積算線量測定(平成26年9月~平成26年11月)結果

更新日:2018年12月25日

1 実施概要

(1)測定期間

平成26年9月1日~平成26年11月30日

(2)測定者数

7,459人

内訳

妊婦:33人 乳幼児:402人 小学生:492人 中学生:229人 高校生:178人 一般:6,125人

2 実施結果

  • 測定期間中の追加個人積算線量の平均値は0.15ミリシーベルトでした。(第1回(6月~8月)0.15ミリシーベルト)(注意)測定数値は、小数点第3位を四捨五入。
  • 3か月の測定結果を年間積算線量に換算(推定)すると、全体の87.0%にあたる6,485人が1ミリシーベルト未満でした。
  • 今回測定者の平均追加年間推定線量は0.6ミリシーベルトと推定されます。(第1回:0.6ミリシーベルト)
  • 追加被ばく線量の数値が高い人に対して生活パターンおよびガラスバッチ装着状況等を確認したところ、以下のような状況でした。
    • 居住制限区域等の高線量地にある家や物置に、置いたままにしていた。
    • 高線量地の周辺の散策を行っていた。
    • 高線量地の周辺で作業を行っていた。
  • 追加被ばく線量・結果は、別表のとおり。

3 実施結果に対する評価等

  • 平成27年1月27日に南相馬市放射線健康対策委員会を開催し、測定結果に対する分析・評価を行った。

評価

  • これまでの科学的知識で判断すると、26年度第1回の結果同様、すべての被測定者の被ばく線量は、健康影響が心配されるレベルの値ではない。
  • 測定値が高かった人について、聞き取り調査の結果から測定装置の装着状況等に不備がある可能性が考えられ、引き続き正しい装着および測定法の徹底を図る必要がある。
  • 全体に、被ばく線量は低下しているが、被ばく線量が低い市民も含めて、いま暫くガラスバッジによる被ばく線量測定を継続するよう要請する必要がある。

助言

  • 市民全体の被ばく線量は低い数値で維持されておりますが、今後も継続的に被ばく線量の推移を見守る必要がある。

(1)全体の結果

測定期間

平成26年9月1日~平成26年11月30日

測定者数

7,455人(平成27年1月5日現在)全測定者7,459人から不適切使用者を除いたもの

個人追加被ばく線量の全体の表とグラフ

(2)母子(妊婦、乳幼児から高校生)と一般成人の結果

母子(妊婦、乳幼児から高校生)と一般成人の結果の表とグラフ
この記事に関するお問い合わせ先

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