乳幼児専用WBC(通称:ベビースキャン)による被ばく検診結果(令和3年6月~令和4年2月)

更新日:2024年08月20日

結果概要

1. 検査時期:令和3年6月から令和4年2月まで

 

2. 受診者:南相馬市民(6歳以下乳幼児)156人

 

3. 検査機器:キャンベラ社製乳幼児専用WBC:ベビースキャン(南相馬市立総合病院)

 

4. 検査結果の説明

今回検査を行った乳幼児156名全員から、放射性セシウムは検出されませんでした。

現在の南相馬市で生活を続けるうえで、慢性的な内部被ばくが非常に低く抑えられていることを示しています。

(検出限界は従来のWBCよりも低い50Bq/bodyです。)

R3 月別受診者数の推移
R3 1日のうち屋外で過ごす平均時間 (車&バスでの移動含む)

内部被ばくの原因として気になる食材

R3 内部被ばくの原因として気になる食材1
R3 内部被ばくの原因として気になる食材2&塵やほこりの吸入について
R3 食べ物の調達方法
R3 年度毎の飲料&調理水の種類の比較
R3 年度毎の飲料&調理水の種類の比較
R3 ご両親は内部被ばく検診を受診していますか

結果の総括

検診結果から、現状では、どの乳幼児からも放射性セシウムは検出されておらず、通常の流通食品を食べる生活を続けていれば、内部被ばくは十分に低く抑えることが判明していますが、依然として、水道水や地場産食品に不安を持つ方もいるため、今後も引き続き積極的な情報提供を行います。市の農産物検査結果や自家用消費食品など検査結果は市のホームページに掲載しております。

今後も各種放射線検査の実施や検査結果を市のホームページなどで公表し、市民の皆様へ確かな情報をお知らせするとともに、継続的なWBC検査、被ばくによる不安軽減につながるフォローを行ってまいります。

 

令和4年7月13日

南相馬市長                                                             門馬和夫

南相馬市放射線健康対策委員会

委員長   京都大学名誉教授                                        渡邉正己

委員     東京工業大学放射線総合センター准教授            富田悟

委員     公立大学法人福島県立医科大学放射線               坪倉正治

健康管理学講座主任教授

委員     国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構

量子生命・医学部門    放射線医学研究所  

被ばく医療部診療グループ   グループリーダー                熊谷敦史

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 健康づくり課 放射線健康係


〒979-2102
福島県南相馬市小高区小高字金谷前84(小高保健福祉センター)


直通電話:0244-44-2121
ファクス:0244-44-2123
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