市民の内部被ばく検診(平成23年9月26日~平成23年12月27日) 結果
市民の内部被ばく検診「ホールボディカウンター(WBC)による」の結果
2011年7月11日より検診を開始し、2012年1月27日で検診者数は10,000名を超えました。今回は2011年9月26日から12月27日までキャンベラ社製WBCで行った検診結果を公表いたします。
キャンベラ社製WBCで測定した小学生・中学生579名の結果
検出限界以下が361名(62.35%)、検出者が218名(37.65%)で、検出者中214名(36.9%)と大部分は20ベクレル毎キログラム以下であり、20ベクレル毎キログラム以上4名0.69%、30ベクレル毎キログラム以上1名0.17%、40ベクレル以上はみられませんでした。
キャンベラ社製WBCで測定した高校生以上4,745名の結果
検出限界以下が2,802名(59.05%)、検出者が1,943名(40.95%)で、検出者中1,774名(37.39%)と大部分は20ベクレル毎キログラム以下であり、20ベクレル毎キログラム以上169名(3.56%)、30ベクレル以上68名(1.43%)、40ベクレル以上31名(0.65%)、50ベクレル以上は16名(0.34 %)でありました。最高値は110.7ベクレル毎キログラムでありました。50年預託実行線量で1ミリシーベルトを超えたのは1名のみで1.069ミリシーベルトでありました。
チェルノブイリ事故5~10年後のロシア、ウクライナ、ベラルーシのWBC検査結果
この結果と比べると南相馬市民の内部被ばく量が極めて少ないことが一目瞭然です。
キャンベラ社製WBC以外の機種で検出された6名とキャンベラ社製WBCで検出された4名の計10例中、再検を実施した8例の結果
8名すべて再検時、放射能量が減少しています。
成人で50ベクレル毎キログラム以上16名中、再検を実施した12名の結果
12名すべて再検時、放射能量が減少しています。
検査時期による小児の検出頻度
2011年9月、10月に検診を行った527名と2012年1月に検診を行った386名を比較すると、今年1月では検出限界以下の割合が90%以上に増えています。再検結果と合わせて、現在のところ小児では、食物による内部被ばくは、ほぼ無いと推測されます。
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健康福祉部 健康づくり課 放射線健康係
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更新日:2019年03月30日