市民の内部被ばく検診(令和2年10月1日から令和3年3月31日)結果

更新日:2021年08月12日

1検査時期

令和2年10月1日~令和3年3月31日

2受診者

南相馬市民2,587人

(内訳)大人(高校生以上)257人

子供(中学生以下)2,330人

3検査機器

キャンベラ社製WBC(南相馬市立総合病院)を使用し、セシウム134および137に由来する放射線を測定しました。

機器の器械的測定検出限界は、約250Bq/body(体重)です。

4検査結果の説明

図1-1、1-2:今回の測定で放射性セシウムが検出された方は、成人および高校生で1名(0.004%)、子どもからの検出も1名(0.0004%)でした。

内部被ばく検診図1
内部被ばく検診図2

図2-1、2-2 : 平成23年9月から令和2年9月の月別受診者数とセシウムの検出率の推移をグラフで表しています。

内部被ばく検診図3
内部被ばく検診図4

図3-1、3-2及び3-3 : 今回の検査期間で放射性セシウムが検出された1名の方は70代であったため、年齢別検出割合は70代が2.70%となりました。食生活の違い等が影響していると考えられます。

内部被ばく検診図5
内部被ばく検診図6

図4-1、4-2 : アンケートの結果、内部被ばくの原因として気になる食材をみると、キノコ類で「とても気にしている」「気にしている」の割合が比較的高い傾向がありました。チリやほこりの吸入については、全体的に「全く気にしていない」「あまり気にしていない」の割合が半数以上になりました。

内部被ばく検診図7

図5-1及び5-2: 食べ物の調達方法をみると、産地を選ぶ方はではキノコについては若干多くなっていますが、他の食物は産地を選ばず、スーパー等で購入している方が多くなっています。

内部被ばく検診図8

図6-1及び6-2 :自宅の飲料・調理水の種類をみると、飲料水はミネラルウォーターを使用されている方が比較的多く、調理水は市水道を使用されている方が多い傾向にあります。

内部被ばく検診図10

図7-1及び7-2:多くの方が年1回以上のWBCによる検査継続を引き続き希望されていることがわかりました。南相馬市では、今後もWBCでの検診業務を続けていきますので、ご自身の安心のためにも積極的に受診をお願いします。

内部被ばく検診図11
結果の総括

【結果の総括】

今回は、令和2年10月から令和3年3月末までの検査結果に基づいた南相馬市民の内部被ばくのリスクについて、委員会見解をご報告いたします。

 

1.体内に放射性セシウムを取り込んでいる方の割合は、大人・子ども共に非常に低く、検出された方についても、その量は健康に影響を及ぼすものではありません。このことから、現在の南相馬市における飲料水や地場産食品等の摂取による内部被ばくのリスクは、非常に低く抑えられています。

2.これまでの検査結果から、通常の流通食品を食べる生活を続けていれば、内部被ばくは、十分に低く抑えられることが判明していますが、水道水や地場産品食品に不安を持つ方もいるため、今後も引き続き積極的な情報提供を行います。

3.南相馬市では、市民の健康を守るために、今後も内部被ばく検査をはじめとした事業を実施し、市民の内部被ばくを増やさないための活動を続けていきます。市民の皆様は、自分の健康を守るために積極的に受診してくださるようお願いします。

 

令和3年7月14日

    南相馬市長   門馬 和夫

南相馬市放射線健康対策委員会

委 員 長   京都大学名誉教授         渡邉 正己

委    員 東京工業大学放射線総合センター准教授 富田 悟

委    員 公立大学法人福島県立医科大学放射線 坪倉 正治

健康管理学講座主任教授

委    員 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構

量子生命・医学部門 放射線医学研究所     熊谷 敦史

   被ばく医療部診療グループグループリーダー

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 健康づくり課 放射線健康係

〒979-2102
福島県南相馬市小高区小高字金谷前84(小高保健福祉センター)

直通電話:0244-44-2121
ファクス:0244-44-2123
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