災害時の家庭での対応(自助)
地震が起きたとき
- グラッときたら身の安全を守る
- 室内のガラスの破片に気を付ける
- 避難する前に電気やガスなどの安全を確認する
- 正しい情報を収集する
- 戸を開けて出口を確保する
- あわてて外に飛び出さない
- 門や塀には近寄らない
- 隣近所で互いに声を掛け合おう
災害用伝言ダイヤル171
災害時は、電話がつながりにくくなり、家族や親類などへの安否確認が困難になります。この災害用伝言ダイヤル「171」に家族や親類などへの伝言を録音すると、後で家族がこの番号に電話して、伝言を再生することで安否が確認できるようになっています。
詳しくはご家庭のハローページをご覧ください。
避難するときは
いつ避難するか
- 自分の家の火の始末や近所の消火が先決ですが、初期消火ができず、火が燃え広がる危険が大きいとき
- 市や警察署、消防署などの指示があったとき
- 周囲の状況から避難の必要があると判断したとき
- 大きな地震の後、余震等によって建物が倒壊するおそれがあるとき
避難は最後の手段です。大火災や建物倒壊などの危険がなければ避難の必要はありません。しかし、強風などの悪条件が重なって火災が拡大・延焼し、生命の安全が脅かされるといった状況下では緊急に避難しなければなりません。
どんな方法で避難するか
- 徒歩で避難し、荷物は最小限にする
- 行政区などで集合場所を決めている場合は、まずそこへ集合する
- 危険個所を避け、避難所へ避難する
ふだんの備えは
- 家族防災会議で、身の安全、出火防止や初期消火、家族との連絡方法(災害時伝言ダイヤル「171」の活用)や、子どもの対応などについて話し合っておく。
- 非常持ち出し品をまとめておく。
- 最低3日分の食料と水(1日1人3リットル)を備えておく。
- 消火器を点検する、ふろの水をためておくなど初期消火の準備を万全に。
- 灯油やベンジンなどの危険物は保管に注意。
- 家具類の転倒・落下、窓ガラスなどの飛散防止策を講じる。
- ブロック塀などの点検・補修を行っておく。
- 防災訓練に進んで参加する。
非常持出品をチェック
- 食料、飲料水(最低3日分、推奨1週間分)
- 懐中電灯(予備の電池付き)
- 携帯ラジオ(予備の電池付き)
- 貴重品類(預金通帳、印鑑、現金など)
- 応急救護医薬品
- マッチ、ライター
- 缶切り
- ろうそく
- ナイフ
- 衣類、下着
- 毛布
- ロープ
- 運動靴
このほか、家族に病人や赤ちゃんがいる場合は、薬やおむつ、ミルクなどの備えもお忘れなく。
皆さんの家庭では、どんなものが必要か、話し合いましょう。
- この記事に関するお問い合わせ先
更新日:2024年08月29日