学校給食食材放射能分析の取り組み
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現在南相馬市では、県が実施する食材等の放射能分析結果に基づき出荷制限となっていない安全性が確認された食材を学校給食として提供しております。
平成24年4月から、学校・保育園給食で使用する食材の安全性を再確認することを目的として使用食材の放射性物質簡易分析を毎日で実施しております。
測定機器
日立アロカメディカル株式会社製 NaI(Tl)シンチレーション検出器(CAN-OSP-NAI)
測定場所
学校給食実施校(3校1施設)
測定方法
前日に、給食で使用する食材を1品目あたり約1kg採取し測定します。
測定項目
Cs134・Cs137
検出限界
1キログラムあたり10ベクレル
(1キログラムあたり10ベクレル以下の数値については「検出せず」と表記致します)
測定頻度
各グループごと、共に原則毎日行っています。
測定時間
各食材 3600秒
施設名 | 住所 | 検査機器配置数 | 検査要員数 |
---|---|---|---|
原町第一小学校 | 南相馬市原町区東町二丁目6 | 3 | 1 |
石神第二小学校 | 南相馬市原町区大木戸字西原1 | 1 | 1 |
原町第一中学校 | 南相馬市原町区南町三丁目23 | 2 | 1 |
学校給食センター | 南相馬市鹿島区寺内字狐畑14-3 | 3 | 1 |

給食として提供されるまでの流れ
- 納入業者は、安全性の確認された食材を調達し、使用する前日までに納品されます。
- 学校では、使用される各食材を細かく刻み専用容器に詰めます。
- 「分析装置マニュアル」に従い、分析を開始します。(食材は1品ずつ検査します)
- 検査結果を学校へ報告し「食品衛生法の規定に基づく食品中の放射性物質の新基準」に従い、安全性の再確認を行います。安全性が確認された後、食材を調理します。
- 上記の過程をへて、安全でおいしい給食として提供されます。(調理後の給食でも再チェックを行います)
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更新日:2024年12月11日