定住自立圏構想
定住自立圏構想の先行実施団体に選定
総務省では、定住自立圏の形成に先行して取り組む市町村(先行実施団体)を募集し、応募のあった団体のうち、総務省として定住自立圏の具体的な仕組みづくりに当たり、意見交換を行う「先行実施団体」を選定しました。
本市では「引き続き安心して暮らせる地域を維持する」ため、圏域をともにする団体等との協議を経て、南相馬定住自立圏構想として応募し、全国で18圏域の一つとして先行実施団体に選定されました。(平成21年1月22日現在、4団体が追加され22圏域になっています。)
定住自立圏構想の概要
目指すべき方向
- 安心して暮らせる地域
- 中心地と周辺市町村が連携・役割分担
- 生活に必要な都市機能(民間・行政機能)を確保
基本的な考え方
- 選択と集中
- すべての国民とって必要な機能を確保しつつ、地方の自主的な取り組みを重点支援
- 単なる地方へのバラマキではない考え方
- 集約とネットワーク
- すべての市町村にフルセットの生活機能を整備することは困難に
- 中心市が圏域全体の暮らしに必要な都市機能を集約的に整備し、周辺地域と連携・交流
定住自立圏構想推進要綱の概要 (PDFファイル: 569.8KB)
定住自立圏構想の先行実施団体について (PDFファイル: 368.3KB)
南相馬定住自立圏構想について
南相馬定住自立圏構想では、「引き続き安心して暮らせる地域を維持するため、医療機能の連携や地域間を結ぶ公共交通体系の確保など、各地域でその役割分担の協定を結び、南相馬圏域における定住自立圏の実現」を目指します。
- 定住自立圏の構成団体
中心市:南相馬市
周辺市町村:相馬郡飯舘村など
- 協定によって取り組みを目指す内容
地域医療の確保、公共交通体系の整備、雇用創出・起業支援、圏域内のブロードバンドの整備、サービスエリア利活用による地域活性化、真野川・新田川水系の環境保全・観光資源整備、ごみ処理業務の広域処理、新図書館蔵書の広域利用、陸上競技場の広域利用など
定住自立圏中心市宣言について
本市では、平成21年3月25日、南相馬市議会定例会終了後、本会議場において、市長が中心市宣言を行いました。
中心市宣言は、周辺にある市町村と地域全体における人口定住のために連携しようとする中心市が、定住自立圏を形成し中心市がその周辺にある市町村を含めた地域に居住する住民の生活機能を確保し、地域の魅力を向上させていくために、周辺市町村に配慮し中心的な役割を担う意思を有することを明らかにするものです。
南相馬市定住自立圏中心市宣言 (PDFファイル: 963.8KB)
定住自立圏形成に関する協定を締結しました
平成21年10月6日、定住自立圏の基本的な考え方に基づき、本市と飯舘村との間で、定住自立圏形成に関する協定を締結しました。
この協定では、互いに有する資源の有効活用を図りながら連携・協力し、圏域の全体の暮らしに必要な都市機能を集約的に整備することを基本に、必要な生活機能を確保して、「定住」「自立」のための安心で活力ある圏域を創造するために、定住自立圏を形成することに関して必要な事項を定めています。
定住自立圏形成に関する協定書 (PDFファイル: 529.6KB)
定住自立圏共生ビジョン懇談会
平成21年11月25日に第1回定住自立圏共生ビジョン懇談会を開催しました。今後、定住自立圏構想の形成に向け、具体的な取組事項を検討します。
第1回定住自立圏共生ビジョン懇談会 (PDFファイル: 58.7KB)
定住自立圏共生ビジョンを策定しました
飯舘村と定住自立圏形成に関する協定を締結したことを受け、これら取組みを確実に実現するための実施計画である「南相馬市・飯舘村 定住自立圏共生ビジョン」を策定しました。
南相馬市・飯舘村 定住自立圏共生ビジョン (PDFファイル: 2.3MB)
飯舘村との連携が進んでいます
飯舘村と締結した定住自立圏形成に関する協定に基づき、下記連携が実現しました。
- 教育文化施設等の相互利用
飯舘村の教育文化施設等について、南相馬市民が利用する場合の利用料金が飯舘村居住者と同じ取り扱いになりました。
利用料金等については、施設ごとに異なりますので、直接施設にお問い合わせください。
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更新日:2018年12月25日