令和5年度南相馬市プロジェクト研究(第19回)

更新日:2024年01月14日

■日時:令和6年1月10日(水曜日)13:00~17:00
■場所:事業構想大学院大学仙台校
 

   令和5年度南相馬市プロジェクト研究の第19回は、公認会計士で事業構想大学院大学客員講師の結城秀彦氏を迎え、「事業構想のためのファイナンス~なぜ計数的な資金収支・ファイナンスを考える必要があるのか?」をテーマに、事業構想における「会計」と「資金調達」について、学びました。
   後半は、「まちづくりと都市デザインについて」をテーマに、世界の都市計画の歴史や思想、パターンを概観するとともに、近年の日本における商店街や郊外での人が集まる場の事例を学びました。

   「事業構想計画」は、①事業構想を具体化し、資金回収を確実にするためのツール ②資金調達のために「信用」を獲得するためのツールであること。そのために、経営資源(ヒト・モノ・トキ・シラセ)が見えていないと、経営資源を回すための資金を考えることができないという、事業構想計画の意味と資金収支の構造を学びました。
   事業構想計画立案においては、「事業構想計画」は現金主義で考え、「事業計画」に落とし込む上で、発生主義ベースの計画に変換すること、採算を確保する「値決め」をすること等、考慮すべき点を学びました。
   事業実行には、資金投下から資金回収までのプロセスに時間がかかるという、まさに「事業は固定費(初期投資を含む)回収の旅」であることを認識した研究会でした。

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