「(仮称)南相馬市子ども・子育て条例」の検討を進めます

更新日:2022年08月01日

子どもを取り巻く環境

  近年、子どもや子育てを取り巻く環境は厳しさを増し、新型コロナウイルスの感染拡大による環境の変化、いじめや虐待の顕在化に加え、子どもの貧困やヤングケアラーなど、新しい課題が社会問題化しています。
  また、本市では、震災後、急激に少子化が進行しており、その対策が重要な課題となっています。
  そこで、子ども達のために何をすべきかを考え、保護者や行政、一部の関係者だけではなく、地域社会が一丸となって子どもや子育て世代を支援するまちづくりを進めることが必要です。

条例制定の目的

  本市では、子ども・子育て支援事業計画等の策定、推進により、様々な子育て支援策を実施していますが、より効果的に子どもや子育てに対する支援を行うためには、行政だけではなく、地域社会が一丸となって取り組む必要があります。
  条例の制定により、子育てについての基本理念を定め、子どもや子育て支援に関わる全ての方が共通の理念の下に取組みを行うことができるなど、個人の方針等に左右されない、継続的で一貫した取組みの推進が期待できます。

(仮称)南相馬市子ども・子育て条例とは?

  この条例は、「安心して子どもを産み育てることができ、子どもたちの笑顔がかがやくまち」の実現に向けて、子ども・子育て支援の取組みを安定的、積極的かつ効果的に実施するために、次の4つの目的に沿って制定します。

  1. 子どもが南相馬市にとって「宝」であり「希望」であると明示することで、子どもたちに「大切な存在」であることを伝える。
     
  2. 子ども・子育て支援に関する基本理念等を条例として定めることで、安定的、継続的な取組の根拠が明確になり、保護者等に安心感を与える。
     
  3. 南相馬市の子ども・子育て支援に取組む基本姿勢を示すことで、「子ども・子育て支援に積極的に取り組む南相馬市」を市内外に発信する。
     
  4. 子どもや子育て環境を取り巻く「市・保護者・市民・学校等・事業者」の責務を明示・共有し、市全体で子ども・子育て支援を進める。

どのように制定するの?

  市民の皆さんと一緒に「(仮称)南相馬市子ども・子育て条例」の制定を進めます。
  具体的には、以下のような検討体制により、条例内容の構築を進めていきます。

条例内容構築の図

制定されるまでの取組み

≪検討分科会≫

(1)令和3年11月4日(木曜日)開催
第1回「(仮称)南相馬市子ども・子育て条例」検討分科会

(2)令和3年12月3日(金曜日)開催
第2回「(仮称)南相馬市子ども・子育て条例」検討分科会

(3)令和3年12月14日(火曜日)開催
第3回「(仮称)南相馬市子ども・子育て条例」検討分科会

≪市民等との意見交換会≫

(1)令和3年11月15日(月曜日)開催
原町高等学校生との意見交換会

(2)令和3年11月15日(月曜日)開催
子育て世代のママとの意見交換会

(3)令和3年11月18日(木曜日)開催
市内保育園及び幼稚園教諭との意見交換会

(4)令和3年11月22日(月曜日)開催
企業(タニコー株式会社)との意見交換会

(5)令和3年11月24日(水曜日)開催
子育て世代のママとの意見交換会

(6)令和3年11月24日(水曜日)開催
企業(イオンスーパーセンター南相馬店)との意見交換会

◎市民との意見交換会(2)~(6)の会議録については別添「(仮称)南相馬市子ども・子育て条例」についての市民意見等の集約に掲載

この記事に関するお問い合わせ先

こども未来部 こども家庭課 こども企画係

〒975-8686
福島県南相馬市原町区本町二丁目27(東庁舎1階)

直通電話:0244-24-5229
ファクス:0244-24-5740
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