「2024こども未来ミーティングU18」を開催しました
参加者について
〇こども参加者:計28名(中学生:15名、高校生:13名)
〇大人参加者(聞き手役):市長、教育長、市議、こども施策に関わる市職員
〇全体ファシリテーター:南相馬市こども政策アドバイザー 前川 直哉 氏
(福島大学教育推進機構 准教授)
〇グループファシリテーター:一般社団法人あすびと福島、
福島大学の学生の皆さん
1.自己紹介タイム
まずは、大人の皆さんも含めて、グループごとに自己紹介タイム。
最初は緊張気味のこどもたちも、グループファシリテーターの進行のおかげで、少しずつ笑顔が見られ、リラックスできた様子で、グループワークをスタート。
2.【テーマ1】「南相馬市がもっとこうなれば良いな」という意見や考えを伝えよう
まずはグループの中で日常の中で感じている意見や考えを共有。
中にはタブレットを持参して、プレゼンする参加者もおり、グループごと充実した意見交換の時間となりました。
そして2つに分かれて、グループごと発表し、全体で意見を共有。
「娯楽施設や飲食店にバリエーションが欲しい。」
「市民同士で交流できる場所があると良い。」
「休日や放課後に勉強できる場所が欲しい。」
「常磐線の本数がもう少し増えるとうれしい。」
「街灯が少ない」
「学生が自ら動かすイベントをする」 等々
自分たちが住んでいる南相馬市がより良いまちにするための、思いを込めて意見や考えを伝えてくれました。
3.【テーマ2】高見公園エリアについて考えよう~友達や家族と行きたくなるような場所って?~
テーマ2について、まず市から高見公園エリアの構想について説明。
そして実際にグループごとに分かれてフィールドワークを実施し、改めて高見公園やその周辺について確認しました。
そして、高見公園エリアをより魅力的なエリアにするための意見や考えを1人ずつ発表し、全体で意見を共有しました。
「球技など自由にスポーツできるスペースが欲しい。」
「BBQなど家族や友達と過ごせる場所が欲しい。」
「大人もくつろげるカフェなどがあると良い。」
「音楽、食べ物等のフェスが開催されると多くの方が来てくれると思う。」
「南相馬はロボットテストフィールドがあるので、ロボットを活かして体験できる施設があると良い。」
「乗り物などをモチーフにしたベンチやテーブル、遊具などがあるとこどもたちも喜ぶと思う。」 等々
フィールドワークの中で、高見公園エリアを利用していた家族に取材するこどもたちもおり、幅広い世代の方の視点も含めた意見を伝えてくれました。
4.講評
(1)南相馬市長
多くの意見や考えを伝えてくれたこと、そして自分たちの住んでいるまちのことを色々と考えてくれて、大変うれしく思います。
皆さんからいただいた意見や考え、そして皆さんの気持ちを活かしていけるよう取り組んでいきます。
そして、これからも皆さんの意見や考えを伝えてください。私たちも皆さんが発言しやすい環境を作っていきたいと思いますので、引き続き皆さんの意見や考えをお待ちしております。
(2)全体ファシリテーター:前川 直哉 氏
今回、普段の勉強とはまた異なる、「50年後、100年後の未来を考える」という正解がない問いをこども・若者のみなさんが考え、意見を交わし、発表するという力は、これからの社会で求められることなので、みなさんが参加して、意見や考えを伝えてくれたということにとても嬉しく思います。
こども・若者のみなさんが市のことを真剣に考え、大人の前で発表する。そして、大人もそれに真剣に耳を傾ける。
これからもこども・若者の声がまちづくりに反映される、そのような素敵なまちにどんどん進んでいくと良いなと改めて思います。
5.担当課より
今回みなさんからいただいた意見や考えは、市役所のルールや仕組みの中で取り組めるのかなどを考えていきます。
そして、伝えてくれた意見や考えに対して一人一人に回答はできませんが、市役所で考えた結果について市のホームページを通してお知らせします。
参加していただいた皆さんはもちろん、こどもや若者の皆さんが「意見を言っていい、表現していい」と感じてもらえるよう、今後もこどもたちの声が届きやすい環境づくりに取り組んでいきます。
- この記事に関するお問い合わせ先
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こども未来部 こども家庭課 こども企画係
〒975-8686
福島県南相馬市原町区本町二丁目27(東庁舎1階)直通電話:0244-24-5229
ファクス:0244-24-5740
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更新日:2024年10月01日