下水道事業経営戦略について
南相馬市では、下水道事業をより安定的に運営できるよう経営の更なる健全化に取り組んでいくため、平成28年度に「南相馬市下水道事業経営戦略(計画期間:平成29年度~令和8年度)」を策定しました。
その後、平成28年7月の小高区の避難指示区域解除に伴う帰還人口の増加、令和2年4月から農業集落排水事業の公営企業会計適用など、現行の経営戦略で作成した投資・財政計画(収支計画)と実態に乖離が生じていました。
また、近年では、市内居住人口の減少に伴い使用料収入が減少している一方で、物価高騰等の影響から維持管理費が増加しており、今後厳しい経営状況となることが予想されています。
加えて、近年の局地的集中豪雨などへの対応として雨水排水対策や、下水道施設の老朽化に伴う更新需要も今後高まってくると想定されます。
こうした状況の変化を踏まえ、本市の下水道事業を将来にわたって安定的に経営していくことができるよう、令和7年度から令和16年度までの10年間を新たな計画期間として、現行の経営戦略を改定しました。
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更新日:2025年03月31日