国見山森林公園で里山再生モデル事業が実施されました

更新日:2023年07月12日

市の西部に位置する国見山森林公園は山頂(標高564m)から南相馬市の市街地や太平洋などを一望できる好展望地であり、山頂の展望台に至る遊歩道や東屋等において四季折々の動植物等に接することができるため、震災前は、散策等に数多くの利用者が訪れていました。しかし震災後公園が立入禁止になり、地域住民からは、震災以前と同様の利用ができるよう遊歩道や施設周辺の除染や森林整備の要望がありました。

震災前の利用状況①   震災前の利用状況②

↑震災前の国見山利用状況

公園利用者の安全・安心に向けた環境づくりや里山の再生のため、平成30年3月に国の里山再生モデル事業のモデル地区に選定され、平成30年~令和元年度にかけて遊歩道や多目的広場等の除染と森林整備を行いました。除染後の線量測定の結果、想定される利用形態(3時間の登山で年間12回利用)での個人被ばく線量は0.02mSvとなり人体への影響がないことがわかりました。

里山再生モデル事業実施に加え、市では令和3~4年度にかけて国見山林道の災害復旧を行いました。令和5年度には国見山森林公園内の朽ちた防護柵や多目的広場・東屋・階段等を整備し、令和6年度にリニューアルして再開する予定です。

この記事に関するお問い合わせ先

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福島県南相馬市原町区本町二丁目27(北庁舎2階)


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