鹿島駅整備に関するこれまでの経緯と検討状況
1.JRによる改修計画について
令和6年2月に新庁舎建設にかかる市民説明会時、JR東日本より提示されていた駅舎改修計画の内容について、下記の通り説明させていただきました。
- 老朽化及び度重なる地震の影響により安全性への対応が必要
- 無人化により駅員室が不要であるため駅舎のコンパクト化を図る
2.JRによる改修計画に対する皆様の声
駅舎は、地域住民の皆さまの生活と結び付きが強い施設であることから、ご意見を改修計画に反映させたいと考え、令和6年5月より意見交換を実施してきました。
その中で、地域住民の皆様が抱いている現駅舎への強い想いを伺い、頂いたご意見を基にJRと改修に関する協議を進めて参りました。
その結果、地域住民の皆さまから頂いた「現駅舎の保存活用」や「規模の現状維持」を反映した形で駅舎の整備を進めるためには、南相馬市が積極的に関与することが必要だと判断しました。
3.事前調査
事業を進めるにあたり、まずは現駅舎の状態確認(事前調査)を実施します。現在実施予定の調査は下記のとおりです。(今後調整が入る可能性があります)
【調査内容】耐震診断,アスベスト調査
【調査時期】2024年11月~12月頃
4.今後の予定
確認結果に基づき、現駅舎の整備方針(改修または建替え)を決定します。仮に建替えが必要な場合でも、現状の規模を基本として事業を実施する予定です。
整備方針に基づき、具体的な利活用を含め整備計画を検討する際には、駅舎が「まちの顔」でもあることを踏まえ、地域の声を反映させるため、皆様が気軽にご参加いただけるワークショップやイベント等を開催する予定です。
現時点でもロータリーや駐車場の整備についてご意見をいただいているため、上記の地域住民の皆さまの声と共に利用者の安全性や利便性にも配慮したかたちで整備計画を作成します。
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更新日:2024年11月11日