羽根田利夫
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はねだ・としお
生没年:明治43年(1910)~平成4年(1992)
天文学研究者
相馬郡原町(現南相馬市原町区)に生まれる。
少年時代から天文学に興味を持ち、自宅近くに手作りの観測小屋をつくり、自分で作った天体望遠鏡で天体観測を続けた。
約40年にわたる天体観測は、1978年9月1日の新彗星発見に結実する。当時、羽根田氏は68歳で、世界最高齢の彗星発見者となった。新彗星は、羽根田氏とほぼ同時に発見した南アフリカのカンポス氏の名前から、ハネダ・カンポス彗星と名付けられた。
南相馬市博物館には羽根田氏が観測に使った望遠鏡などが展示されている。
参考文献:『【図説】野馬追の里原町市立博物館 常設展示』(野馬追の里原町市立博物館)
写真:南相馬市博物館所蔵
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更新日:2024年04月01日