広瀬 敏
ページID: 10778
ひろせ・とし
生没年:明治21年(1888)~昭和41年(1966)
報徳仕法研究者
熊本県に生まれる。
日本女子大学卒業後、東京帝国大学で日本史を学ぶ。海軍軍人の豊と結婚し、昭和21年に夫の実家がある原町に疎開。その後鹿島町に移って二宮尊徳の報徳仕法研究に力を注ぐ。
広瀬氏は、中村藩で実施された報徳仕法が大いに成果をあげた史実を、史料を探訪して明らかにした。このことは相双地方だけでなく、わが国の社会経済史を明らかにするうえで大きな功績である。
代表著書に『富田高慶 二宮尊徳の高弟』、『日本叢書索引』がある。昭和35年に第9回福島県文化功労章を受賞。
参考文献:『教育年報』1960年版, 福島県教育委員会
- この記事に関するお問い合わせ先
- このページに関するアンケート
-
より良いウェブサイトにするために、このページのご感想をお聞かせください。
更新日:2024年04月01日