埴谷雄高

更新日:2024年04月01日

埴谷雄高肖像写真

はにや・ゆたか

生没年:明治42年(1909)~平成9年(1997)

作家

本名、般若(はんにゃ)(ゆたか)。相馬郡小高町(現南相馬市小高区)の旧中村藩士の家系に台湾で生まれる。

鹿島町出身の(あら)正人(まさひと)らとともに昭和21年、戦後文学を主導する文芸同人雑誌『近代文学』を創刊してそのリーダー格となり、代表作となる『死霊(しれい)』を連載する。戦後文学の最高峰とも評される『死霊』は、第9章の一部分まで50年以上にわたって書かれた未完の大作で、昭和56年に日本文学大賞を受賞した。また、『闇の中の黒い馬』は昭和45年に第6回谷崎潤一郎賞を受賞した。

南相馬市小高区に埴谷・島尾記念文学資料館があり、埴谷の業績などを展示している。

参考文献:『おだかの人物』おだかの歴史 特別編1・人物編(南相馬市)

写真:埴谷・島尾記念文学資料館所蔵

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