エントランスホール展示
当館では、エントランスホールに展示コーナーを設け、季節や時事的な話題、開催中の企画展などにあわせた展示を随時行っています。
エントランスホールのみのご見学は無料ですので、お近くにお越しの際はぜひご覧ください。
こちらの展示コーナーは予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。
特別公開 南相馬市産の新属・新種化石 オーハニエラ・タイロフォリア

常磐自動車を造成中の平成23年(2011)2月、南相馬市原町区からジュラ紀後期(約1億6000万年前)の植物化石が発見されました。詳しい調査の結果、新属・新種の絶滅植物であると判明し、令和7年(2025)12月22日、「オーハニエラ・タイロフォリア」と名付けられ発表されました。
植物化石は、葉・茎・花などがバラバラになり、それぞれ別々に発見されることが通常ですが、この化石は、それらが接合した大変珍しい状態でした。「タイロフィルム」と呼ばれる葉のグループで、このような標本は世界初のものです。これまで不明だったジュラ紀の植物のすがたを正確に復元できる、世界的にも貴重な化石です。
展示期間
令和7年12月26日(金曜日)から8年3月22日(日曜日)
文化庁「食文化ミュージアム」の認定について

文化庁「食文化ミュージアム」事業において南相馬市博物館が認定されたことや、相馬農業高校と連携して応募した「100年フード」の「伝統の100年フード部門」で南相馬市原町区萱浜地区の郷土料理「ベンケイ」が認定されたことを紹介しています。
「食文化ミュージアム」、「100年フード」については下記の文化庁ホームページをご確認ください。
郷土料理の展示
南相馬味めぐり めぐる春、今年もみぃつけた 春の食卓編2026
南相馬市周辺で食されてきた食べものを紹介しています。
寒い日が続きますが、近ごろは少しずつ日も長くなり、春が近づいてきました。そこで今回は、春の味をご紹介します。
【展示している料理レプリカ】
- タケノコご飯(レプリカ)
- 山菜の天ぷら(レプリカ)
- コゴミの胡麻和え(レプリカ)
- ワラビのおひたし(レプリカ)
- ゼンマイの油炒め(レプリカ)
- ふきのとう味噌(レプリカ)


生き物の展示
南相馬市太田川水系のドジョウやメダカ、巻貝などを水槽で展示しています。


相馬地方の焼き物
相馬地方(ここでは旧奥州中村藩領を指す。相馬市以南、大熊町以北)には江戸時代前期から続いてきた焼き物があります。代表的な窯は相馬駒焼(相馬市)と大堀相馬焼(おもに浪江町)です。
相馬駒焼は、江戸時代には奥州中村城下(現相馬市)で焼かれた奥州中村藩の藩窯(御留焼)でした。製品は茶道具を中心に、幕府や朝廷への献上用や他藩主への贈答用として製作されました。明治時代以降は、日用品や芸術作品にも製作の幅を広げながら、東日本を代表する焼き物として継承されてきました。しかし、平成24年(2012)に当主が他界し窯の火が途絶えました。
大堀相馬焼は、相馬駒焼から製陶技術を習得したともいわれ、現在の浪江町大堀地区を中心に開窯した民窯で、日常雑器を生産しました。江戸時代は藩の奨励や統制を受け他藩にも販路を拡大し、幕末以降は海外にも製品を輸出しました。平成23年(2011)の東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所事故のため、20軒以上あった窯元は現地での操業ができなくなり、全国に避難したり廃業せざるを得なくなりました。
当館では開館以来、相馬地方の歴史と文化を伝承する観点から、相馬駒焼と大堀相馬焼の焼き物を中心に、製品や作品の収集、購入、寄託の受け入れを行ってきました。
今回は、相馬駒焼、大堀相馬焼の中から各2点を展示しました。この機会に相馬地方の焼き物をご鑑賞ください。
右上:相馬駒焼 野馬追人形 昭和前期 十四代 田代清治右衛門 為清作
右下:相馬駒焼 駒図陽刻花瓶 昭和後期 十四代 田代清治右衛門 為清作
左上:大堀相馬焼 灰釉駒図徳利 明治後期
左下:大堀相馬焼 筒書き駒図徳利 明治前期
相馬駒焼 野馬追人形
相馬駒焼 駒図陽刻花瓶
大堀相馬焼 灰釉駒図徳利
大堀相馬焼 筒書き駒絵徳利
- この記事に関するお問い合わせ先
- このページに関するアンケート
-
より良いウェブサイトにするために、このページのご感想をお聞かせください。















更新日:2026年02月16日