平成26年度第3回個人積算線量測定(平成26年12月～平成27年2月)結果

平成26年12月1日～平成27年2月28日

6,976人

乳幼児：351人 小学生：449人 中学生：219人 高校生：166人 一般：5,792人

• 測定期間中の個人追加被ばく線量の平均値は0.14ミリシーベルトと最も低い線量となりました。（測定数値は、小数点第3位を四捨五入）
  1回目の平均は0.15ミリシーベルト
  2回目の平均は0.15ミリシーベルト
  3回目の平均は0.14ミリシーベルト
• 3か月の積算線量を年間の追加被ばく線量に換算（推定）すると、全体の89.4％にあたる6,237人が1ミリシーベルト未満でした。
• 追加被ばく線量の数値が高い人に対して生活パターンおよびガラスバッチ装着状況等を確認したところ、比較的線量の高いところに置いていた等の状況が確認されました。
• 追加被ばく線量と測定者数の推移はグラフのとおり。

• 南相馬市放射線健康対策委員会を開催し、測定結果を分析・評価した結果、次のとおり評価・助言を得ました。

• これまでの科学的知識で判断すると、昨年度第2回の結果同様、すべての被測定者の被ばく線量は、健康影響が心配されるレベルの値ではありませんでした。
• 測定値が高かった人に対する、聞き取り調査の結果から測定装置の装着状況等に不備がある可能性があることから、引き続き正しい装着および測定法の徹底を図る必要があります。
• 全体に、被ばく線量は低下していますが、被ばく線量が低い市民も含めて、いましばらくガラスバッジによる線量測定を継続していくことが必要です。

• 市民全体の被ばく線量は低い数値で維持されていますが、自分の被ばく量を知るためにガラスバッジによる線量測定を継続し、今後も線量の推移を見守る必要があります。