令和元年度企画展 「奥相三十三所観音巡り」
相双地方には、奥相三十三所観音巡りという、33か所の観音堂を巡拝する風習があります。
この風習は江戸時代中頃(18世紀)に相馬昌胤(中村藩5代藩主)が西国三十三所観音札所にならい、領内に札所を定めたことに始まります。以来、相双地方の人々の心の拠り所として信仰され、親しまれてきました。
しかし、近年では社会の変化や震災・原発事故の影響により、巡拝者の数は減少し、双葉郡の一部では、原発事故による立入り規制のため、現在も参拝やお堂の維持管理ができない状態が続いています。
このような現状から、変わりゆく風習を見つめなおすきっかけとして、本展を開催いたします。
奥相三十三所観音巡りにまつわる資料や観音像を中心に、個性豊かな三十三のお堂の見どころや、立入り規制されているお堂も写真展示で紹介します。
開創から300年余り、相双の町の中や静かな林の中に、私達の身近な祈りの場としてたたずむ観音札所を、ゆっくり巡ってみませんか。
企画展「奥相三十三所観音巡り」チラシ (PDFファイル: 989.1KB)
企画展「奥相三十三所観音巡り」展示資料一覧 (PDFファイル: 251.0KB)
開催期間
令和元年9月14日(土曜日)から11月10日(日曜日)まで
休館日
毎週月曜日
ただし、9月16日(月曜日・祝日)、23日(月曜日・祝日)、10月14日(月曜日・祝日)、11月4日(月曜日・祝日)は開館。
9月17日(火曜日)、24日(火曜日)、10月15日(火曜日)、11月5日(火曜日)は閉館。
観覧料
一般:400円(350円) 高校生:200円(150円) 小・中学生:100円(80円)
(注意)観覧料には常設展観覧料を含む。()は20人以上の団体料金。その他、料金についての詳細は観覧案内をご覧ください。
会期中の無料観覧日
・9月16日(月曜日・祝日)「敬老の日」
・10月22日(火曜日)「即位礼正殿の儀」
・11月3日(日曜日・祝日)「文化の日」
関連イベント
企画展展示解説会「はじめての観音巡り」(申込不要)
終了しました
バスツアー「奥相三十三所観音巡り」 9月28日(土曜日) (要申込)
終了しました
その他イベント情報については「催し物」をご覧ください。
関連コラム「ちょこっと☆みゅーじあむ」
- この記事に関するお問い合わせ先
- このページに関するアンケート
-
より良いウェブサイトにするために、このページのご感想をお聞かせください。
更新日:2019年11月05日