令和5年度南相馬市プロジェクト研究(第1回~第8回)
令和5年度南相馬市プロジェクト研究(第1回)
■日時:令和5年5月24日(水曜日)13:30~17:00
■場所:南相馬市民情報交流センター 大会議室
令和5年度南相馬市プロジェクト研究の第1回は、開始式終了後に南相馬市民情報交流センターにて開催しました。
はじめに、南相馬市職員から南相馬市第三次総合計画の概要説明に加えて、市の重要課題である「子育て」・「移住定住」・「農業」の3つの分野において、各担当者から報告がありました。
次に、事業構想大学院大学の特任教授であり、本プロジェクトの担当教授でもある青山忠靖教授より「企業価値という視点から事業構想を考える」をテーマに、事業構想の進め方や実在する企業の事業構想の実例を交えながら、「事業構想とは何か」を学びました。





令和5年度南相馬市プロジェクト研究(第2回)
■日時:令和5年5月25日(木曜日)9:00~13:00
■場所:有限会社ILOVEファームおだか、小高パイオニアビレッジ、小高区役所
令和5年度南相馬市プロジェクト研究の第2回は、市内フィールドワークを実施しました。
市内フィールドワークでは、有限会社ILOVEファームおだか、株式会社小高ワーカーズベース、Septeni Ad Creative株式会社の3社から、南相馬市で事業を展開している経緯や、事業展開の中に持つ想い、上手くいっていることや苦労していることについてお聞きし、質疑応答なども活発に行われました。

有限会社ILOVEファームおだか
取締役 吉田 一貴 氏
- 南相馬市小高区生まれ。
- 北海道で就農後、東日本大震災で休耕地が増えた故郷にUターン。
- 現在は父が経営する会社で、大規模にブロッコリーを生産。

株式会社小高ワーカーズベース
代表取締役 和田 智行 氏
- 南相馬市小高区生まれ。
- 東京でITベンチャー企業を立ち上げ役員を務めた後、故郷で住民が帰還できるよう事業の創出に取り組む。
- 現在は地域おこし協力隊など若手起業家の起業を応援。

Septeni Ad Creative株式会社
プロダクト部 佐々木 若菜 氏
- 令和4年10月に札幌市から南相馬市小高区に赴任。
- 地域のクリエイティブを地域のクリエイターが作っていく未来を目指して、小高区において、映像広告クリエイターの養成を手掛けている。
令和5年度南相馬市プロジェクト研究(第3回)
■日時:令和5年6月7日(水曜日)13:00~17:00
■場所:南相馬市民情報交流センター 大会議室
令和5年度南相馬市プロジェクト研究の第3回は、事業構想のプロセスの講義とグループワークで演習を行いました。
講義では、社会課題から事業を構想していくための手法を実例から学びました。グループワークでは、3グループに分かれて「少子化対策」や「農業の再生」などの本市の課題からテーマを設定し、課題の分解とアイデアの素を出し合いました。



令和5年度南相馬市プロジェクト研究(第4回)
■日時:令和5年6月21日(水曜日)13:00~17:00
■場所:南相馬市民情報交流センター大会議室
令和5年度南相馬市プロジェクト研究の第4回は、前回に引き続き事業構想のプロセスの講義とグループワークでの演習を行いました。
講義では、事業のコンセプトや顧客像の明確化等を実例から学びました。
グループワークでは、前回各グループで話し合ったテーマとアイデアをもとに、具体的な事業プロセスをフレームワークに落とし込む作業を行いました。

令和5年度南相馬市プロジェクト研究(第5回)
■日時:令和5年7月5日(水曜日)13:00~17:00
■場所:南相馬市民情報交流センター大会議室
令和5年度南相馬市プロジェクト研究の第5回は、福島県いわき市で活動している特定非営利活動法人TATAKIAGE Japan 理事長の小野寺孝晃さんを講師に迎え、これまでの取組みの紹介とコミュニティビジネスに関する演習をグループワークで行いました。
講義では、2013年にいわき駅前の「夜明け市場」の一角にコワーキングスペースを開き、以降全員参加型のプレゼン&ブレストイベント「浜魂」の開催、大学生による企業経営課題解決に取組む「地域実践型インターンシップ」等、地域人材資源を最大化させ、新規事業を創出させる事業構想を学びました。
グループワークでは、「ゲストハウスづくり」「婚活支援」「地域コミュニティ活性化」のテーマで事業構想を議論しました。
令和5年度南相馬市プロジェクト研究(第6回)
■日時:令和5年7月19日(水曜日)13:00~17:00
■場所:南相馬市民情報交流センター大会議室
令和5年度南相馬市プロジェクト研究の第6回は、前回に引き続き、福島県いわき市で活動している特定非営利活動法人TATAKIAGE Japan 理事長の小野寺孝晃さんによる公民連携をテーマにした取組みの紹介と、事業構想大学院大学の青山教授による「ZTCAデザイン」手法の講義と演習をグループワークで行いました。
「ZTCAデザイン」は、「界隈をデザインするゾーンデザイン」「場所に新たな知覚品質価値を与えるトポスデザイン」「意味のあるつながりの物語を創るコンステレーションデザイン」「地域の価値を創造していく人材を関係づけるアクターズネットワーク」の4つの要素で地域をデザインする手法です。
令和5年度南相馬市プロジェクト研究(第7回)
■日時:令和5年8月2日(水曜日)13:00~17:00
■場所:南相馬市民情報交流センター大会議室他
令和5年度南相馬市プロジェクト研究の第7回は、前回に引き続き「ZTCAデザイン」手法による事業構想のグループ演習を行いました。2つのグループは、「全国でも多く出土する化石」と「馬の文化・伝統の地域ブランディング」をテーマに、市内でフィールドワークを実施し情報を整理しました。
「化石」をテーマにするグループは、南相馬市博物館と浦尻貝塚縄文の丘公園を訪問し、学芸員から本市で出土した珍しい植物化石や恐竜の足跡、アンモナイトの新種等についての説明を受けました。
「馬の文化・伝統の地域ブランディング」は、南相馬市馬事公苑・南相馬市博物館・市観光交流課を訪問し、相馬野馬追祭の現状と課題、馬の資源価値への再構築等について説明を受けました。
令和5年度南相馬市プロジェクト研究(第8回)
■日時:令和5年8月16日(水曜日)13:00~17:00
■場所:南相馬市民情報交流センター大会議室
令和5年度南相馬市プロジェクト研究の第8回は、ストーリーで捉える事業構想の講義と、前回に引き続き2つのグループが検討しているテーマで演習を行いました。
ストーリーで捉える事業構想の講義では、映画でみる登場人物が織りなす対立と共感の関係構造によるストーリーと、実際のビジネス事例から事業の主体(事業実施者)と客体(顧客ターゲット)の関係を学びました。さらに、具体的な顧客像を創造し、顧客像に与える価値とコンセプトを導き出すことを学びました。
演習では講義の内容を踏まえ、それぞれのテーマで既成概念を超えて事業の種を探し、芽を出すストーリーを検討しました。
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更新日:2024年05月07日