南相馬市既存住宅状況調査技術者派遣制度
市では、東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故により避難をされた市内の旧避難指示区域内に存する既存住宅の所有者が当該住宅の劣化状況等の調査を希望する場合に、既存住宅状況調査技術者を派遣します。
既存住宅状況調査とは
既存住宅状況調査は、建築士事務所に所属する既存住宅状況調査技術者として登録された者が、建物の基礎、外壁等のひび割れ、雨漏り等の劣化事象、不具合事象について目視により現地調査を行い、修繕計画(修繕内容、概算費用、工期等)を作成するものです。
本調査は、次のようなメリットがあります。
1. 既存住宅の状態を詳細に調査することで、見落としがちな問題点や不具合を早期に発見することができます。
2. 住宅の現状を把握することで、修繕や改装などの管理計画を立てる上で重要な情報を得ることができます。
3. 電気設備や水道管、構造体などの基本的な部分をチェックすることで、住宅の安全性を確認することができます。
4. 住宅の実際の状態を把握することで、ご自身が再度お住まいになるだけでなく、不動産売却をする際の基礎資料(図面等)としてお使いになれます。
5. 建物の現状に基づいて必要な修繕費用の見積もりを算出します。これにより、リフォームなどの際、予期せぬ出費を抑え、効果的に管理を行うことができます。
お住まいの売却をご検討中の方
市では、所有する空き家・空き地を売りたい方・貸したい方のために、住まいの相談窓口「ミライエ」を設置しております。
次のリンクをクリックしてください。
対象となる住宅
次の要件をすべて満たす住宅
- 所有者が帰還、賃貸、売却する予定の市内の旧避難指示区域(小高区、原町区の一部)に存する戸建住宅
(併用住宅の場合は、住宅の部分の床面積が延べ面積の1/2以上のもの) - 避難以降居住していない住宅
- 過去にこの制度による既存住宅状況調査を受けていない住宅
申込対象者
対象住宅の所有者で、市税を滞納していない方
調査費用
無料
受付戸数
3件 (注意)予算上限に達し次第、募集を終了。
募集期間
令和6年5月1日(水曜日)から
申込方法
「南相馬市既存住宅状況調査技術者派遣申込書」に必要事項を記入し、1部を提出してください。
申込に必要なもの
- 申込書
- 建物の案内図
- 建物の平面図
- 建物の写真(東西南北 計4枚)
- 納税証明書または完納証明書
- 市で発行する届出避難場所証明書
要綱・様式等ダウンロード
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更新日:2024年05月01日