こどもの定期予防接種
定期予防接種について
予防接種を受ける前にご確認ください
『予防接種と子どもの健康』などのパンフレットをよく読んで、必要性や副反応について理解をしておきましょう。
予防接種はお子さんの体調の良いときに接種しましょう。
詳細は以下から
予防接種を受けるときのポイント (PDFファイル: 451.1KB)
接種後の注意
急な副反応が起こることがあるため、予防接種を受けたあと30分間は、接種場所でお子さんの様子を観察するか、医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。
副反応等について
副反応の主なものは、軽微な発熱、発疹および局所の発赤、腫脹などです。通常は、数日で自然に治りますが、ごくまれに重い副反応を生じることもあります。
予防接種後に高熱や異常な反応が現れた場合は、速やかに接種した医療機関を受診してください。医師が副反応の診断をした場合は、厚生労働省に報告をします。
健康被害等への対応
定期の予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障が出るような障害を残すなどの健康被害が生じたりした場合には、その健康被害が予防接種によって引き起こされたものと認定された場合には、予防接種法に基づく給付(救済措置)を受けることができます。また、医薬品の副作用による健康被害については、独立行政法人医薬品医療機器総合機構が実施する医薬品副作用被害救済制度があります。気になる症状が発生した場合には、医師または健康づくり課(原町保健センター)にご相談ください。
異なった種類のワクチン接種間隔について
違う種類の予防接種を受ける時は、接種の間隔に注意しましょう。
同じワクチンを何回か接種するときは、それぞれ定められた接種間隔がありますので注意してください。
その他
保護者の方は、接種を受ける前に医師から、ワクチン接種の必要性や副反応、健康被害救済制度について説明を受け、その内容をよく理解したうえで接種を受けさせるようにしてください。
市内及び県内の医療機関で接種される方は
市指定の医療機関及び県内指定の医療機関で受けてください。
令和7年度南相馬市実施医療機関(定期予防接種) (PDFファイル: 116.2KB)
福島県医師会ホームページ広域予防接種実施医療機関 (外部リンク)
(1)接種される際は
各医療機関に事前にご予約の上、接種してください。
診療時間等 詳しくは各医療機関に確認してください。
(2)持ち物
- 母子健康手帳
- 保険証等
母子健康手帳には、接種したワクチンの種類と接種年月日や製造番号等、予防接種の大切な記録を記入します。予防接種を受ける際は、必ず持参して下さい。
(3)予診票について
市内の医療機関で接種される場合は、接種する医療機関にあります。
市外の医療機関で接種される場合は、南相馬市の予診票が必要な場合がありますので、県内の実施医療機関へご確認ください。
(4)接種費用
無料(接種当日、南相馬市に住民登録(住民票)がある方)
県外に避難されている方は
避難先の市町村で接種を受けることができますので、避難先の市町村にお問合わせください。
定期予防接種の種類と接種時期と回数
ロタウイルス
ワクチンの種類 | 対象者 | 回数 | 間隔 |
---|---|---|---|
1価 (ロタリックス) |
生後6週から24週未満 | 2回 |
4週間以上の間隔をおく |
5価 (ロタテック) |
生後6週から32週未満 | 3回 | 4週間以上の間隔をおく |
- 1回目の接種は、生後14週6日までに行うことが推奨されています。
- 1価と5価のワクチンは同様の効果がありますので、どちらかを接種してください。
(注意)生後15週以降の初回接種は週齢が高くなるにつれて自然発症による腸重積症のリスクが増加するので、お勧めできません。
1価については24週1日、5価については32週1日を過ぎての接種はできません。
B型肝炎
対象者 | 回数 | 間隔 |
---|---|---|
生後1歳未満 |
初回:2回 追加:1回 |
初回:27日以上の間隔をおいて 2回 追加:初回1回目接種から139日以上の間隔をおいて 1回 |
標準的な接種期間
生後2か月から生後9か月未満
- (注意)母子感染予防のために、抗HBs人免疫グロブリンと併用してB型肝炎ワクチンの接種を受ける場合は、健康保険が適用されるため、定期接種の対象外となります。
小児肺炎球菌感染症
対象者 | 回数 | 間隔 | |
---|---|---|---|
接種開始年齢 | 生後2か月から7か月未満 |
初回:3回 追加:1回 |
初回:27日以上の間隔をおいて3回接種 (注意)生後12か月を超えて2回目の接種を行った時は、3回目の接種は出来ません。(追加接種は可能) (注意)3回目の接種は24か月未満(標準的には12か月未満)までに完了とする。 追加:初回(3回)接種後、60日以上の間隔をおき、生後12か月以降に1回接種 |
接種開始年齢 | 生後7か月から12か月未満 |
初回:2回 追加:1回 |
初回:27日以上の間隔をおいて2回接種 (注意)2回目の接種は24か月未満(標準的には12か月未満)までに完了とするためそれを超えた場合接種出来ません。(追加接種は可能) 追加:初回(2回)接種後、60日以上の間隔をおき、生後12か月以降に1回接種 |
接種開始年齢 | 1歳から2歳未満 | 2回 | 60日以上の間隔をおいて2回接種 |
接種開始年齢 | 2歳から5歳未満 | 1回 | - |
五種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ・ヒブ感染症)
対象者 | 回数 | 間隔 | |
---|---|---|---|
第1期初回 | 生後2か月から7歳6か月未満 | 3回 | 20日以上の間隔をおいて3回接種(標準的には生後2か月から生後7か月未満までに開始し、20日から56日までの間隔をおいて接種する) |
第1期追加 | 初回接種後から7歳6か月未満 | 1回 | 初回(3回)接種終了後、6か月以上の間隔をおいて1回(標準的には12か月から18か月の間隔をおいて接種する) |
四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)
対象者 | 回数 | 間隔 | |
---|---|---|---|
第1期 初回 | 生後2か月から7歳6か月未満 | 3回 | 20日以上の間隔をおいて3回接種(標準的には、20日から56日までの間隔をおいて接種する) |
第1期 追加 | 初回接種後から7歳6か月未満 | 1回 | 初回(3回)接種終了後、6か月以上の間隔をおいて1回 (標準的には、12か月から18か月の間隔をおいて接種する) |
(注意)五種混合を接種する方は、接種不要となります。
二種混合(ジフテリア・破傷風)
対象者 | 回数 | |
---|---|---|
2期 | 11歳、12歳 | 1回 |
ヒブ感染症(インフルエンザ菌b型)
対象者 | 回数 | 間隔 | |
---|---|---|---|
接種開始年齢 | 生後2か月から7か月未満 |
初回:3回 追加:1回
|
初回:27日以上の間隔をおいて3回接種(標準的には、27日~56日の間隔をおいて接種する) (注意)初回接種は12か月未満まで完了とする。それを超えた場合は接種出来ません。(追加接種は可能) 追加:初回(3回)接種終了後7か月以上の間隔をおいて接種(標準的には7か月以上13か月未満までの間に接種する) |
接種開始年齢 | 生後7か月から12か月未満 |
初回:2回 追加:1回 |
初回:27日以上の間隔をおいて3回接種(標準的には、27日~56日の間隔をおいて接種する) (注意)初回接種は12か月未満まで完了とする。それを超えた場合は接種出来ません。(追加接種は可能) 追加:初回(2回)接種終了後7か月以上の間隔をおいて接種(標準的には7か月以上13か月未満までの間に接種する) |
接種開始年齢 | 1歳から5歳未満 | 1回 | - |
(注意)五種混合を接種する方は、接種不要となります。
BCG
対象者 | 回数 |
---|---|
生後1歳未満 標準的な接種期間は生後5か月から生後8ヶ月未満の間 |
1回 |
麻しん・風しん
対象者 | 回数 | |
---|---|---|
1期 | 1歳から2歳未満 | 1回 |
2期 | 5歳から7歳未満で小学校就学前の1年間(幼稚園、保育所年長児) | 1回 |
水痘(水ぼうそう)
対象者 | 回数 | 間隔 |
---|---|---|
1歳から3歳未満 | 2回 | 3か月以上の間隔をおいて2回接種 |
標準的な接種開始年齢
初回接種:1歳から1歳3か月未満
追加接種:初回接種終了後6か月から12か月未満の間
日本脳炎
対象者 | 回数 | 間隔 | |
---|---|---|---|
1期初回 | 生後6か月から7歳6か月未満 | 2回 | 6日以上の間隔をおいて2回接種(標準的には、6日から28日までの間隔をおいて接種する) |
1期追加 | 初回終了後から7歳6か月未満 | 1回 |
初回(2回)接種後、6か月以上の間隔をおいて1回接種(標準的には、4歳から5歳の間に、おおむね1年の間隔をおいて接種する) |
2期 | 9歳から13歳未満 | 1回 | - |
対象者 | 間隔 | |
---|---|---|
特例対象者 | 平成15年4月2日から 平成19年4月1日生 | 20歳未満までに未接種回数分が受けられます。 |
(注意)特例対象者の方の接種間隔等については、実施医療機関にご相談ください。
HPVワクチン(ヒトパピローマウイルス感染症に係る予防接種)
ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症の予防接種は、小学6年生(標準的な接種年齢は中学1年生)から定期予防接種の対象となります。
HPVワクチンについては、接種後にワクチンとの因果関係が明確ではないものの、重い副反応が疑われる報告があり、積極的な接種勧奨が控えられてきましたが、 令和4年4月より、HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ることが認められたため、積極的勧奨が再開となりました。
また、令和5年4月より従来の2価、4価ワクチンに加え、9価ワクチンが接種可能となっています。ワクチンの有効性やリスク等を十分にご理解いただいたうえで接種をおすすめします。
対象者
1.定期接種対象者
小学6年生~高校1年生に相当する年齢の女子(標準的な接種開始は中学1年生(13歳相当)の女子)
2.キャッチアップ接種対象者(実施期間令和8年3月末まで)
令和7年度対象者:平成9年4月2日~平成21年4月1日までに生まれた女子の方で、令和4年4月1日から令和7年3月31日までの間に、1回以上接種している方
(参考)HPVワクチンの接種を逃した方のための接種(キャッチアップ接種)
(参考) ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~(厚生労働省)
【市内実施医療機関】
(注意)医療機関によって、予約が必要な場合がありますので、必ず電話等でご確認ください。
医療機関 | 電話 |
---|---|
石原クリニック | 0244-22-2212 |
こいずみクリニック | 0244-22-6001 |
駒場内科医院 | 0244-32-0226 |
たなべクリニック | 0244-25-4353 |
はらまちスマイルクリニック | 0244-26-9021 |
南相馬市立総合病院 | 0244-22-3181 |
南相馬中央医院 | 0244-24-3355 |
医療機関 | 電話 |
---|---|
田村内科医院 | 0244-46-1233 |
【県内実施医療機関】
(注意)医療機関によって南相馬市の予診票が必要な場合がありますので、医療機関にご確認ください。
予診票が必要な場合は担当課までご連絡ください。
【HPVワクチンの接種時期と回数】
接種スケジュール | 間隔 |
---|---|
望ましい接種間隔 (標準的な接種間隔) |
1か月の間隔をおいて2回接種した後、 1回目接種から6か月の間隔をおいて1回 |
望ましい接種間隔で 受けられない場合 |
1か月以上の間隔をおいて2回接種した後、 1回目接種から5か月以上かつ 2回目接種から2か月半以上の間隔をおいて1回 |
接種スケジュール | 間隔 |
---|---|
望ましい接種間隔 (標準的な接種間隔) |
1か月の間隔をおいて2回接種した後、 1回目接種から6か月の間隔をおいて1回 |
望ましい接種間隔で 受けられない場合 |
1か月以上の間隔をおいて2回接種した後、 1回目接種から5か月以上かつ 2回目接種から2か月半以上の間隔をおいて1回 |
接種スケジュール | 間隔 |
---|---|
望ましい接種間隔 (標準的な接種間隔) |
1回目接種から6か月の間隔をおいて1回 |
望ましい接種間隔で 受けられない場合 |
1回目接種から5か月の間隔をおいて1回 (注意)1回目接種から5か月未満で2回目接種した場合は、 2回目接種から3か月以上の間隔をおいて3回を接種 |
接種スケジュール | 間隔 |
---|---|
望ましい接種間隔 (標準的な接種間隔) |
2か月の間隔をおいて2回接種した後、 1回目接種から6か月の間隔をおいて1回 |
望ましい接種間隔で 受けられない場合 |
1か月以上の間隔をおいて2回接種した後、 2回目接種から3か月以上の間隔をおいて3回目を接種 |
(注意)原則、同じ種類のワクチンを接種しますが、医師と相談の上で、2価や4価で1~2回接種した人が、残りを9価で完了する交互接種も可能となっています。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
健康福祉部 健康づくり課 健康支援係
〒975-0011
福島県南相馬市原町区小川町322-1(原町保健センター)電話:0244-23-3680
ファクス:0244-23-4525
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更新日:2025年03月25日